【JAF会員になれば、バイクのトラブルも安心。】緊急時だけでなくSA、PAでの珈琲や各種施設の割引でツーリングもお得に。会費の元も取れるメリット満載です。安心とお得なJAF、バイク乗りにおすすめです![提携/アフィリエイト]

DCTってどうなの?NC750S DCT 一年乗った感想 【NC750S編】

この記事は約9分で読めます。

この2月で、NC750S DCTに乗り出して1年たちました。

NC750S。僕にとっては初めての大型バイク。バイクとしては2台目。まだまだバイク初心者、大型初心者です。

この記事では、そんなバイク初心者なりに感じたことをまとめて、シェアしたいと思います。特にホンダの DCT に関しては、適用車種も増えてきており、興味をお持ちの方も多いと思います。参考になれば幸いです。

記事はちょっと長めになるので、NC750Sの感想とDCTの感想とを分けてお送りします。DCTの記事は別記事となります。

ちなみに、僕自身は峠とかをバリバリ走るタイプじゃなく、ゆっくりのんびり田舎道をツーリングするのが好きなタイプです。そんなタイプの乗り手の感想です。

DCTってどうなの?NC750S DCT 一年乗った感想

50代も半ばになり急にバイクに乗りたくなって、最初のバイク GSR250 に乗り始めました。このバイクも今回の主役 NC750S と同様に、「パワーがない、遅い!」といわれることの多いバイクです。

自分的には、もうガリガリ峠を攻めることに興味はないし、ゆっくりのんびり走りやすいバイクが理想像。そういう意味ではベストチョイスでした。

で、一度きりの人生、せっかくなので大型も乗ろうと思って免許を取り、乗り換えたのが NC750S DCT。

乗り換え前には、候補としてV-strom650を基本に考えてはいました。が、DCT搭載のNC750Sが出てきたのでこちらに乗ることに。玉数、本当に少なかったです。

NC750S

バイクとしてのNC750Sって、どんなバイクなのか。

すでに生産終了しているので、新車を買うことはほぼできないです。中古市場にも、玉数は多くないです。今なら、NC750XかX-ADVの兄弟バイクが多少なりとも対象になるのかなって感じですね。

特徴

NC(S/X)系の最大の特徴といえば、

  • 従来のタンクにあるラゲッジスペース(20L越)
  • DCTが選択できる
  • ローコストで作られている

な辺りでしょうか。

特徴がないのが特徴とすら聞こえてくるので、何か突出しているものはないのかもしれない。

でも、乗ってみるとそんなことはない気がします。ロンツーでも、ひたすら楽。とにかく楽。というのが目立たないけど最大限の特徴なのかもしれません。

で、NCでは、ほとんどのバイクでタンクになっているところがラゲッジスペースです。荷物が入ります。

カタログ的には、フルフェイスのヘルメットが入ります。ただ、実際には入れる人はあまりいないかな。

僕は、合羽とブーツカバーを入れっぱなし。いつ雨が降ってもいいような準備。バイクって、天気予報に反して突然雨が降ってきたときに困りますよね。このラゲッジスペースがあるのは、雨対策を常備するのにとても心強いです。

それだけだとまだまだ余裕があるので、手荷物も入れてます。とにかく便利ですね。

運転が楽で乗りやすく、荷物も積める。これ、最大限の特徴かな。そんなバイクは他に滅多にはないですね。

安いバイク

特徴の一つに「ローコストで作られている」を入れました。バイクの価格的にも大型の中では比較的安い方に入ると思います。

スピードを求める系じゃないバイクとしては標準的か…。

ローコストで作られているバイクって、それなりにコストダウンが図られています。最新の電子機器満載とかありえない話です。

なので、

  • DCTがあってもトラクションコントロールはない
  • フロントフォークは正立で教科書的にシンプル
  • フロントブレーキはシングルディスクに2pod片押しキャリパー

と、高いバイクにはないパーツ選択がされています。

でも、これがダメかと聞かれれば、「そうでもないよ、いい場面もあるよ」という感じ。

基本的には、ガリガリ走る人はNCに乗らないわけで、そういう意味では必要充分な性能はあると思います。僕も1年間乗って、不満を感じたことはないです。

それよりも、セルフメンテナンス性が高いのがいいです。コストは掛からないし、手間も掛かりません。

シングルディスクに片側2ポッドのブレーキキャリパーと正立フロントフォーク

ブレーキはシングルな分、半分の手間とコストでメンテできます。すべてをプロに任せる人はともかく、自分のバイクはできるだけ自分でやりたい人にはとっつきやすいです。

フロントフォークも正立でシンプルな構成なので、オイル交換くらいなら比較的手を出しやすいと思います。バイクいじりも趣味の一つとなり得るので、安くシンプルな部品構成で作られているのも悪いことばかりじゃないな、と思います。

スポンサーリンク

重さ

運転中にバイクの重さを感じることはないです。さすがに、125cc

スポンサーリンク

パワー

カタログ的に馬力は54馬力。「750ccのバイクでそれはないだろう…」という声を聞いたことはあります。でも、車やバイクは馬力ですべてが決まるものでもないです。

ちなみに、馬力は発進加速とはそれほど関係ないです。だから、馬力の数字が小さいからといって、赤信号からの発進が遅いということにはならないです。

もちろん、150Kmからの速度の伸びとかそういう話になれば馬力は効いてくるでしょう。でも、NCに乗る人、乗ろうと思っている人でそんな領域を使おうとする人はそれほどいないと思うので、まぁ関係ないでしょうね。

ちなみにトルクは、ほとんどの大型バイクよりも低い回転数で最大になると思います。もしかしたら一番低い回転数かも。そこで大きなトルクが出るわけで、発進加速が遅いことはまったくないです。そもそも排気量も750ccもあるし。

日常的なツーリングとかでパワー不足を感じることはそんなにないってことです。

振動

振動はそこそこあります。750ccの排気量があって、かつ2気筒です。一つひとつの爆発はそれなりに大きいので。

でも、ここでエンジンの低回転型なのが生きてきます。

普段の街乗りで2000回転くらい。高速を100Km/h巡行で3000回転くらい。通常は常に低回転で走っているので、そんなに振動は感じないです。

しいていえば、エンブレが掛かっている状態では多少振動が強く出ます。最初、パワーを掛けているときの振動とエンブレ時の振動の大きさに差があるので、ちょっとびっくりしました。

これ、僕の個体の問題かな…。

いずれにせよ、手がしびれちゃうとか、そういうレベルの振動はないです。

燃費

結構いい方だと思います。750ccのエンジンでツーリングに行ったときには最低でも30Km/L。35Km/Lを超えたことはないかな。

街乗りはそれなりによくなくて、25Km/L程度か下回る感じ。20Km/Lを下回ったことはないです。あっ、ライスクで走ると14Km/Lくらいまで下がります。これは特殊環境ですね。

どんな人に向いているのか

特に話題になるような突出したものを持たないバイクなのかもしれません。

上にも書いていますが、とにかく乗りやすいし、疲れないし、便利です。なので、のんびりツーリング派にはかなり向いてます。

ただ、リアシート下にガソリン給油口があるので、リアシートにまで荷物を大量に積む人はダメかもです。

リアシートを跳ね上げたところに給油口がある。

「キャンプをしながら日本一周」のような人たちは、大きな荷物を満載していますよね。それだと多分リアシートにも何かしら載っていると思うのです。それを全部下ろしてからの給油が大変になる方にはこのバイクは使いにくいかもですね。

僕はシートバッグを使っています。これだとバックルを4か所パチパチパチパチと外せばいいだけなので、特に面倒とかを感じずに使えています。でも、荷物満載状態だときついだろうな、と思うわけです。

いずれにしても、ガンガン走るタイプのバイクじゃないので、のんびりまったりツーリング派の人には向いていると思うのです。

ちなみに、前のバイクのGSR250のときには、一日ツーリングといえば350Kmくらいの距離を走っていました。今、NC750S DCTになって、450Kmくらい走るようになりました。+100Kmくらいです。大きいバイクになったしDCTだし、何が一番貢献しているかはわかりません。でも、以前よりも長い距離を楽に乗れるようになりました

日常の街乗りの足は…、取り回しが重いので、ちょっと気が重くなるかも。ツーリングの方が威力を発揮します。

★☆★ここまで読んでくださってありがとうございます。★☆★
blog ranking参加してます。励みになります。
最後に↓を一回ポチっとお願いします。

にほんブログ村 バイクブログへ

個別メッセージはこちら

プライバシーポリシー

バイクな日常
スポンサーリンク
buga

昔サラリーマンな工業系エンジニア。
今は、人に使われるのがだめで自営業で人間系エンジニア。
20代でバイクの中型免許を取り、50代半ばの今になって初めてバイクに乗り、なのでバイクの話題が多い今日この頃。

bugaをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました