最近、バイクに乗る際にウエストバッグが便利で必要不可欠になってきてます。バイクって、荷物の積載が少ないですから。
バイクに乗り始めの頃、RSタイチの防水で5Lの容量のものを買いました。が、当時は多少使ったものの、リアシートとの干渉が気になって使わなくなりました。
最近、YouTubeでウエストバッグを腹側で使っている人を見かけ、「あれならいいじゃん」ということで、また使い始めました。ただ、真似して腹側につけたらそれはそれで邪魔で、斜め後ろくらいに装着してます。くるっと前に回せば荷物がいつもそこにあるので確かに便利。
で、最近ワークマンのウエストバッグを追加する感じで買いました。これもなかなか良いです。
ということで、この記事では「ウエストバッグってこんな感じで使うとなかなか良いよ」という紹介と以前に買ったRSタイチ製と、最近買ったワークマン製の比較をします。
何となくウエストバッグが気になっている方の参考になれば幸いです。
ツーリングバイカー必見!ウエストバッグの選び方/RSタイチ製とワークマン製の比較レビュー
荷物の持ち運びに使うバッグ。いろんなタイプがありますが、今はウエストバッグに落ち着いています。結局利便性がいいというか、面倒臭がりには一番いい感じ。
僕が乗っているNC750Sにはメットインがあります。普通のバイクではガソリンタンクのところが荷室になっていて、ヘルメット一つ分くらいの容量があります。以前は、そこに貴重品を入れたショルダーバッグを突っ込んでいました。
荷物を運ぶという意味では全然問題ありません。でも、バイクに乗り降りするたびにバッグを出し入れするのが意外と面倒でした。どんだけ面倒くさがりなんだって話なんですけど、そうなんですよね。
そういう意味では、背負ったり、中身をちょっと探しにくいレッグバッグよりは、ウエストバッグの方が自分的には使いやすいです。
最初に買ったRSタイチのウエストバッグ
で、最初に買ったのがRSタイチの防水で容量が5Lのもの。個人的には雨がかなり嫌いで、突然の雨にも対応できるように防水のものを買いました。
このバッグ、デザインとか防水なところとか、かなり気に入っています。が、使ってみると100点満点ではなくて、気になるところも出てきました。
- 個人的には容量が少し少ない
- 防水のためのロールアップが面倒くさい
- ロールアップを開けた状態だとひっくり返りやすく荷物をぶちまけやすい
とくにロールアップが面倒で、バイクツーリングはともかく、日常ではかなり使いにくかったです。やっぱ利便性を考えるとファスナーですね。防水という意味では完璧なんですけどね。
ワークマンを買った理由
以上のようにRSタイチのウエストバッグには多少の不満点がありました。それはそれで全然使えないということではないです。が、これら不満点を解消できるものの物色を始めました。
候補としては、他社の容量10L前後のものでロールアップじゃないもの。クシタニ、TANAX、KOMINEのもの辺りを物色してました。そんな時に、たまたま出かけたワークマンで見かけたのが今回買ったやつです。
ワークマンのウエストバッグには2種類あって、大雑把にいうと大と中です。今回は大きい方を買いました。RSタイチのものを使っていて少し容量が足りなかったこと、入り口がロールアップでないものが条件でした。
CORDURA(R)(コーデュラ) ボディバッグ D003 2,500円
さらにいえば、というかここが一番の理由かもしれないけど、激安だったこと。バイクアパレル各社の1/2~1/4くらいの価格です。
このウエストバッグについていえば、
ロールアップではない→防水ではない→防水カバーがないので他社製品で用意しなければならない
というのが弱点。
あとは他社アパレル製品比べて価格的にとても安いので、それなりの作り。作りはそれなりに雑ですが全然使えないわけでもなく、値段相応と考えれば充分コスパ良いです。


あと、こちらの製品はRSタイチに比べて倍くらいの容量があります。調子に乗ってパンパンに荷物を詰めると、それなりに重くなります。重くなるとウエストバッグとして使った時にずり落ちてきます。なので結果として荷物をそれほど多く入れることはできません。
ここは盲点でした。
ただ、肩ひもがつけられるタイプだと話は別です。肩ひも兼用で使えば、それなりの重さになっても大丈夫なんですね。リュックサックのように背負うと、中のものを取り出そうとしたときにいったん脱ぐ必要があって不便。肩掛けだったら回せるので、結構便利。ずいぶん違います。肩ひもがおすすめです。
対策的に、荷物をたくさん入れてしまうときには、まちを締めるバンドのところに肩ひもをつけています。肩ひも付きのウエストバッグ的な使い方ですね。


RSタイチ vs ワークマン 比較してまとめてみる
RSタイチ | ワークマン | |
---|---|---|
容量 | 5L | 10L |
防水 | あり | なし |
ロールアップ | はい | いいえ |
作り | しっかりしている | 価格相応 |
コスパ | 普通 | よい |
肩ひもの有無 | なし | なし |
RSタイチとワークマンのウエストバッグを比較すると、RSタイチのものは5Lの容量であり、防水性がありますが、ロールアップが面倒であるとの指摘があります。
一方、ワークマンのウエストバッグは10Lの容量があり、ロールアップではないため、使いやすくなっています。ただし、防水性がないため、別途防水カバーが必要です。また、作りは価格相応です。ただ使えないということではなく、コストは最強です。
肩ひもの有無については、両社ともに肩ひもがついていないし取り付ける場所もありません。そのため、荷物を多めに入れて重くなったときには、腰からずり落ちやすくなります。
ウエストバッグの使い方
基本的なことは置いといて、tips的なことを書いてみようと思います。
荷物が多く重い場合には、肩ひもが取り付けられると負担を軽減できます。また、防水カバーを使用することで、雨天時の荷物の濡れを防ぐことができます。防水カバーを常備しておきたいものです。
腰回りのどこに装着するか
基本的には真後ろ、まさに腰につけることになると思います。が、リアシートやシートバッグがあるとたぶん干渉します。
個人的にはこの感覚が嫌で、しばらく使っていませんでした。がしかし、真後ろからずらすことでこの問題を回避できます。
まず、真ん前につける方がいらっしゃいます。腹ですね。宅配のスタッフとかこんな感じですね。僕も試してみましたが、腹回りに邪魔な感じを受けダメでした。
現状では、左斜め後ろにつけてます。そこだと、リア周りと干渉しないし、腕とも干渉しないので結構快適です。すぐに前にも持ってこられるし。
ウエストバッグは、いつでも自由に回して位置を変えられるのがメリットですね。
どのくらいの大きさがいいのか
5Lのものを買ったとき、容量に多少の不満がありました。もう少し入れたい…。
ただ、大きいバッグなら大きいなりに荷物を入れようと考えるのが人間の性。ですが、あまり大きいのも得策ではないかもしれないです。
今回は、感覚的にはだいぶ大きなバッグにしました。確かに荷物はたくさん入るようになりました。ただたくさん入れると重さも増え、重くて腰から下にずり落ちやすくなる。なので、かなり余裕を持った量で使うしかないなと思っています。
個人的な感覚だと、7Lとか8Lくらいのものがよさそうです。クシタニの5l強のやつとか、結構よさげですね。
買うとしたら何に気を付けるのか
一番は、防水性の有無だと思います。バイクって、いきなりの雨の中を走る可能性があるじゃないですか。なので、防水性。
ただ、防水は雨の時にはいいけど、雨でないときに不便になる可能性があります。なので、「天気が崩れそうなときにはまず走らない」という方は防水がなくてもいいし、「日本一周するんだ」みたいな方は天気云々いってられないと思うので、防水の方がいいように思います。
実際問題、防水のウエストバッグを選ぼうとすると選択肢はかなり減ります。あまり商品がないんですね。なので好きなウエストバッグを買ったら防水じゃないということもあるので、レインカバーの準備をする必要があります。
クシタニのウェストバッグのように、レインカバーがついていればいいですが、たいていのウエストバッグがついてないと思うので良さげなものを用意しましょう。
僕はドッペルギャンガーのウエストバッグ用のレインカバーというのがあったので、買ってバッグに入れっぱなしにしています。
まとめ
RSタイチ製とワークマン製の比較レビューとウエストバッグの選び方について自分の思うところを紹介しました。
ウエストバッグは、容量や防水性、肩ひもの有無など、使い方やライディングスタイルによって選ぶべき要素が異なります。また、レインカバーの用意を検討することも重要です。
RSタイチとワークマンのウエストバッグを比較すると、RSタイチのものは5Lの容量であり、防水性がありますが、ロールアップが面倒です。一方、ワークマンのウエストバッグは10Lの容量があり、ロールアップではないため、使いやすくなっていますが、防水性がないため、別途レインカバーが必要です。また、製造精度は価格相応ですが、コスパは最強です。
ウエストバッグの使い方に関しては、荷物が多く重い場合には肩ひもの利用がおすすめです。位置の調整によっても使いやすさが大きく変わるため、自分に合った位置を探しましょう。
以上のように、ウエストバッグの選び方と比較レビューについて紹介しました。ウエストバッグを購入する際には、自分の好きなブランドとかデザインだけでなく、どういうシチュエーションで使うのかに必要な機能に合わせて、選んでみてください。
こういう物を選択肢がたくさんある中から買うって面倒だけど楽しいですよね。
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