スマホの熱対策!バイク乗りのための夏の冷却方法

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梅雨が記録的な早さで明け、真夏のような気温になってます。まだ6月なのに。気温上昇とともに、いろいろやばいことも起き始めています。

さて、先日、まだ梅雨明けぬ梅雨の晴れ間にツーリングに行きました。気温がだいぶ上がってきていて、今シーズン初の「スマホが真っ暗になり見えない」という状態になりました。スマホの温度が上がると、スマホ自体が画面を暗くしちゃうんですね。

スマホが自ら画面を暗くするのは、夏の暑さでバッテリーの温度が上がり、何かしらのトラブルが起こるのを防ぐためです。寿命も短くなる可能性が高くて、こういうのを防ぐためのようです。

で、ツーリング中に画面が暗くなるの、結構困ります。

今の時代、ナビに慣れてしまったので、ナビがないと走れないような状況になります。画面が暗くなると、ナビが見えないんです。

ということで、スマホナビがちゃんと見えるように、スマホの冷却を試してみました。まだまだ試行錯誤中ですが、そこそこの結果が出ている感じなので紹介します。

夏のスマホの熱暴走対策をしてみた

まずは、世の中のバイクに乗る人たちがどんな対策をしているのか調べてみました。 大体四つのやり方があるようです。

  1. 直射日光が当たらないようにカバーをかける
  2. スマホケースに濡れタオルを仕込む
  3. スマホホルダーとスマホの間に濡れタオルやハンカチを挟む
  4. 保冷剤を使う

全然違うやり方をしている方もいるとは思いますが、ネット検索をして見つかるのはだいたいこんな感じ。 バイクに乗る目的によっても多少傾向が違うので、その辺も比べてみようと思います。

【追記 2023.07.04】今年は、直射日光が当たらないようにカバーをかける対策をしました。

フーデリーの人たち

最近では、 Uber Eats を始めとするフードデリバリーでバイクに乗る人たちが多いです。

この人達は頻繁にバイクの乗り降りをするので、当然スマホも頻繁にホルダーから外します。そのためか、スマホホルダーにカバーを覆いかぶせ、直射日光からスマホを守るタイプの方が多いです。

この方法だとスマホを外すのに、対策なしと同じようにできるので簡単なのだと思います。

ただ、スマホ周りに装備品が増えてしまうのと、最初のカバー装着に多少の工作や工夫が必要なことが弱点かな。

ツーリングをする人たち

僕はこちら。

ツーリングでスマホを使う人は、スマホを頻繁に外す事はありません。せいぜい休憩の時です。ツーリングをする人達の対策に多いのは、スマホケースに濡れタオルを仕込んだりスマホホルダーとスマホの間に濡れタオルやハンカチをはさむ方法です。

走行時の風で気化熱利用の冷却ですね。挟み込むものを常に濡らしておくことと風が当たっている必要があります

ツーリングは毎日のことではありません。スマホの脱着に多少の手間がかかってもコストや工作などの手間をかけない方法が好まれるようです。カバーを使う人はそれほど多くないみたい。

自分が採用した方法

僕は、スマホホルダーとスマホの間に濡れた物を挟むタイプの方法でやってみました。

ハンドル周りに新しい機材を追加するのが嫌なので。コストをかけるのもなんか違うなと思うし。

一番手っ取り早くでき手軽でコストもかからないのがスマホホルダーとスマホの間に濡れたものを挟む方法でした。

ただ、この方法にも弱点はあって、 スマホホルダーの形状によっては使いにくいこと。RAMマウントのホルダーだと、ちょっとやりにくいかもしれないです。ベースになる板状のものを追加するような工夫が必要そう。

とはいえ、大抵のホルダーではできると思います。

ちなみに、僕のスマホは防水仕様です。スマホカバーをつけてはいるので、防水じゃなくても大丈夫な気はします。ただ、防水仕様じゃないスマホをご利用の方は、充分に検討してみてください。

素材

スマホをホルダーにつけるときに間に濡れたものを挟むわけですが、何を挟むのが一番簡単で水濡れ状態が長持ちをするのかを考えてみました。

そこで思いついて試してみたのが吸水系のもの。

ハンカチやタオルは、自分にとってはいまいち扱いづらそうな気がしたので、これにしました。どんな素材のものにしても、メリットとデメリットは存在します。それを検討してみます。

吸水力というか保水力については検討していないです。エイヤ!って感じです。

吸水クロスのデメリット

  • 完全乾燥すると使いにくくなる
    • 水をはじくようになるので、水にどっぷり漬ける必要がある
      →ツーリング中には吸水ができなくなる
    • 乾ききる前に水分補給することが大切(ツーリング中)
      →交差点などで止まった時に軽く吸水する
  • 使用時の最初に濡らす必要がある
  • スマホをホルダーに装着する時に挟み込む作業が必要
    • それほど大変ではない

吸水クロスのメリット

  • 加工がしやすい
    • 作り直せる
  • 安い
  • 薄いものが選べる

加工、切り出し方の基本

吸水シートを買うと、スマホよりは大きいサイズで手に入ると思います。そのため、そこからハサミで切り出していく作業が必要になります。

とはいえ、自分のスマホとホルダーに合わせながら切り出せばいいし、たとえ失敗しても大抵はやり直しがきくと思うので、とりあえずやってみる精神でやってみましょう。

一度やってみた者としてのポイントは以下の感じ。

  • ベースの部分はスマホの形に合わせる
  • 四辺に少しずつ(1cm程度?)の余白を作る
    • 冷却効果を上げる
    • 保水量を増やす

注意点としては、以下の通り。

  • スマホホルダーとの結合部は余白をつくらない
  • 余白が画面に触れない幅にする
    • 余白部分は風に煽られる
    • 余白が画面に触れるとタッチ操作と認識される可能性あり
重ねて表から見たところ
重ねて裏から見たところ

運用方法

スマホに直射日光が当たらないようにカバーをかける方法であれば、運用的に何もする必要はないです。が、濡らしたシートをスマホとホルダーの間に挟み込んで気化熱での冷却をするには、シートの水分がなくならないようにちょくちょく補水する必要があります。

僕が運用としてやっていることを紹介します。

用意するもの

  • 吸水シート(スマホの形にカットしたもの)
  • 保管、吸水用の瓶
  • 補水用の小瓶

吸水シートを使う方法では、とにかく完全乾燥をさせないようにします。完全乾燥しても問題はないのですが、走行中だと復帰させるのが少し面倒くさいです。

で、上に挙げたものは、濡れた状態を保つためのアイテムです。

保管、吸水用の瓶

これは、休憩時に吸水シートを水につけておくためのものです。

食事とか観光でしばらくバイクを離れるときには、瓶に水をためて、そこに吸水シートを漬けておくといいです。出発の時にホルダーにセットしましょう。

僕は焼酎の空き瓶を使っています。何となく怪しいですね。もちろん、ラベルははがしています!

補水用の小瓶

信号などで停まった時にちょっと水を差す感じで補水するためのものです。

小さいものでいいです。ジャケットのポケットとかタンクバッグに入るものがいいと思います。

僕自身はいろいろと試してみました。で、結局はハンドルポストの間の隙間に入れることにしました。ハンドルポストにぐるっとマジックバンドを巻くと、ちょうど小瓶置き場みたいになります。取りやすいし、しまいやすいし、このための場所みたいになっています。

試してみた

ということで、実際にホルダーにセットして効果を試すべく走ってみました。走った日は快晴で、気温は30℃を超えました。

まずは、吸水シートなしで走りだします。

すると、すぐに画面が暗くなりました。ちょっと早すぎだろう…。ちなみに、スマホはSHARP sense3です。あまり熱には強くない気がします。他と比較テストしたことはないけど。

で、暗くなってしまったので、水につけておいた吸水シートをスマホホルダーに挟み込みます。そして走行復帰。

すると、数分で画面が戻ってきました。そして、それ以降は暗くなることなく、正常に運用できました。

ただ、その後の感想としては、1時間は持たないかもしれないなということ。

なので、マメに補水する必要があります。

あとで、スマホを外して吸水シートに触れてみると、結構熱くなっていました。ちゃんと熱を逃がしてくれていたようです。

まとめ

画面が暗くなったり熱暴走するのは、スマホ本体の温度が上がるためです。原因としては、気温や直射日光ですよね。

なので、両方を防げればいいのですが、なかなかそこまでするのは面倒というか大変。なので、どちらか一方への対策をしている人が多いです。

感覚的には、気温よりも直射日光の方が影響力大で、こちらへの対策をした方が効果は大きいかもしれないです。

でも、実際には、どちらかだけでも充分に機能しているようです。僕も今のところ問題ないです。真夏の本当の暑さの中でどうかは、まだわからないけど。

やってみてわかったことは、このくらいのことでもスマホの熱対策にはなるということ。完璧を目指したらきりがないかもしれないですけど、最低限のラインには達しています。

真夏の暑いときにはバイクをお休みする方は別として、ガンガン出かけたい人への参考になれば嬉しいです。

是非、いろいろ試してみてください。そして、ナビでルート確認ができる夏ツーリング楽しんでください!

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buga

昔サラリーマンな工業系エンジニア。
今は、人に使われるのがだめで自営業で人間系エンジニア。
20代でバイクの中型免許を取り、50代半ばの今になって初めてバイクに乗り、なのでバイクの話題が多い今日この頃。

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