本、読みますか?
webサイトを何となく徘徊していたら、バイク関係の本に行きつきました。
まだまだバイク初心者で、どんなものを読んだらいいのかもわからない状態なので、バイク関係の本はあまり読まないです。でも、何となく初心者向けだったり、そこそこ年齢がいった人向けの本のような感じだったので読んでみました。
まぁ、初心者向けのバイク勉強本ですね。勉強っていっても、学生の頃のようにテストがあるわけでもないです。普段バイクに乗るときにバイク知識が多いと役立つこともあるんじゃないかな、と。
で、読んだのがこの2冊。
よくわかる最新バイクの基本としくみ
バイクは車よりも趣味性が高いです。実用で乗るより趣味で乗る人の割合が多いというか。
だから、バイクに乗っている人には、比較的バイクのしくみとか、そういう内部構造的なものに詳しい方は多いです。もちろん、全然何も知らない人もいますけど車ほどじゃない感じ。
この本は、比較的知らないことが多い人向け。もしくは、少しは知っているけど、自分の乗っているバイクの周辺知識しかない人向け。
僕自身は、どちらも当てはまっちゃうかも。知らないことは多いです。でも、自分の乗っているバイクに関しては、多少はあるかもです。
内容的には、かなり広い範囲を網羅してます。あと、図が多いので比較的わかりやすいです。機械ものは文字よりも図の方がわかりやすいですね。
例えばの話ですが、リアショックの話。
高校生の頃に見ていたバイクを思い出すと、リアショックは左右に1本ずつの2本ショックでした。今でもあるけど、多いのはシート下に隠れるようにある1本物のモノショック。
この違いとかは考えたことがなかったのですが、この本で「なるほど~」と思いました。新しいバイクほどモノショックが増えている理由とかわかるし、走りが変わることもわかってきました。だとしたら、次にバイクを買うとなったらどっちがいいの、みたいな評価基準もできますね。
こんな感じの話がパーツごとにまとめられていて、バイク百科事典のように使えます。頭から読んでいってもいいけど、目次を見て興味のあるところ、必要なところをいきなりめくればいいです。
自分で何かしらカスタムしてみようと思ったときには、周辺技術の予習ができていいかもです。自分のバイクをカスタムしてみたいバイクカスタム初心者だったら持っておいた方がいいです。
もう一度バイクに乗ろう
本のタイトルの通り、リターンライダー向けの本。昔と今で変わってきているところを焦点に書かれています。
個人的には、だいぶ歳をとってしまいましたが、リターンではないです。ただ、年齢的な対象者なのかもしれないという感じで手に取ってみました。
ジャンル的には、大人になってからの乗り方とか、最近のバイク事情とか、ジャケットなどのグッズ事情まで幅広く書かれています。
技術解説書のようなジャンルのものではなく、著者一個人の考え方の本なので、そうだそうだと同意できるところもあるし、そこはちょっと違うだろうと思うところもあります。
1ベテランライダーの考えるところという感じで参考までに読んでいただくといいと思います。これが全て正しい教科書だと思ってはいけないです。
全体的には優しく丁寧に書かれているのでとても読みやすいです。一気に読み切れる感じ。なので物足りなさを感じる人がいると思います。僕はちょうどいい感じだったです。
まとめ
休みとなればツーリング。本当はそうしていたんですけど、梅雨明けしたはずなのに一週間ほどの長雨や、晴れたと思ったら酷暑だったり、なかなか出かけられない最近なのです。
コロナ禍で街に出かけるという感じでもないし、そんなときにはバイク本でも読んでみようかなという気になりました。
この2冊は、どちらも近所の図書館で借りてきました。
「もう一度…」の方は、さっと読めたし、図書館で充分だったかなと思います。
もう一冊の「バイクの基本と…」は、内容が改定されている最新版が出ているうえに、今現在 Kindle 版がセールで半値以下で売られている(2021/8/17まで)ので買ってしまいました。紙の本だと読みやすい分、ぶ厚いのですが、Kindle だったらそういうのもないので持ち歩けるし便利です。
紙の本だと、多少高めの本なので、図書館などで借りてみて中身を見てから検討してもいいかなと思います。が、ちょっとお勧めです。
自分のバイクの操作方法さえわかっていれば、どこまででも走っていけます。でも、中身を知っていたらもっと自分なりのカスタムができるかもしれないし、次に乗り換えるときにも、より自分に合った選択ができるようになるかもしれないです。
こんな、天候不純な時にバイクの勉強なんていうのもなかなかお勧めです。ぜひ手に取ってみてください。
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