NC750Sにpuigのスクリーンを装着してそこそこ走ってきました。一応、自分なりの評価は済んで、なかなかいいなと思う部分が多いです。
上で紹介している記事の中で初期レビューをお伝えしていますが、このままだとちょっと…という部分もありました。ヘルメットへの風圧が大きくなり、風切り音のレベルがかなり上がってしまってうるさいのです。で、早速対策を取りました。
対策というのは、クリップオンの小さい補助スクリーン(エクステンション?)とでもいいましょうか、高さ延長用のスクリーンをpuigスクリーンの上側に追加装備しました。ヘルメットに当たる風を減らすためです。
この記事では、この補助スクリーンを付けてみて感じたことを紹介します。
バイクのスクリーンに補助スクリーンを追加したら、なかなかよかったです
取り付けた補助スクリーンは汎用品なので、puigに限らず、いろいろなメーカーのスクリーンに追加装備できそうです。なので、今現在お使いのスクリーンの防風性能に多少の不満を感じている方は検討の余地があります。
さらに、「NCにおいては」ということになりますが、puigスクリーンをノーマルのままで使うのか、補助スクリーンを足して使うのか、そもそも論として補助スクリーン付きのモデルを買うのがいいのか、実際に使った感想をシェアしたいと思います。
Amazonで買う
試しに使ってみたい感じもしていたので、Amazonで安価な中華製品をポチリました。
性能的にも、商品品質的にも、ちょっとした博打感がありました。結果的には全然問題なかったです。
Amazonだと、多分同じ商品が違う価格でいくつかの販売店から出ています。見極めポイントとかよくわかりませんが、外見が同じ感じだったら多分ものとしては同じ。あとは安いものを買えばいいと思います。絶対じゃないけど…。
組立から装着まで
届いた商品は、さすがに中華製品という感じがしました。
同梱リストというか部品リスト、組立図が入っていました。ですが、部品が一部組みあがっていて、そのためリストと個数とか形が違うように見えるものもあって、最初多少混乱しました。組み上げるのがわかりにくいものに対して気を利かせてくれているのかもしれませんが、それはそれで書いておいてくれるとわかりやすいですね。
組み上げ自体は組立図が微妙にわかりにくく、Amazonのサイトにある写真を見ながら試行錯誤した感じです。でも、たぶん誰でも組み上げられると思います。
走行感
防風効果は確かにあります。まぁ、板一枚を身体の前に置けば、その面積分は風の流れが変わるってことです。
一応、高さや角度を調整することができるのでいろいろやってみました。が、結局のところ、ベースとなるスクリーンの面積を広げるようにつけるのがよさそうだなと思いました。角度的には、ベースになるスクリーンよりも少し立て気味がいいように思いました。
また、正面から見て、少し隙間があってもここからは流れ込んできません。この辺は、隙間の量を試していただくしかないです。
とはいえ、縦方向(高さ)の延長をするものなので、スクリーンの横を流れてきて肩などに当たる風に対しては、効果は感じられなかったです。
視界については、何もないよりはスクリーンが目に入る分狭くなるといえばなりますが、僕はクリアカラーを使っているので、特に問題にはなりません。
NC750Sでpuigスクリーンを使うならどうしたらいい?
風の当たり具合は、ライダーの身体の大きさによって変化します。なので、「絶対的に、これがいいよ!」というのはないです。
そこで、大雑把に身長で分けて考えたらいいかなと思います。
- 170cmより大きい方は、最初から補助スクリーン付きの6001Hを買う。
- 170cmより小さい方は、とりあえず補助スクリーンなしで試して、必要なら補助スクリーンを後付けする。
というのがいいように思います。背の高めの方は、多分、補助スクリーン必須。わざわざスクリーンを後付けするということは、防風対策をしたいということですよね。なので、最初からついているものを買った方が簡単でいいように思います。
もちろん、コストの問題もあるので、後付け中華の選択肢もありますね。
まとめ
「バイクは直接風を感じながら走るからいいんだ!」というのもわかります。でも、僕は遠くまで時間をかけて走っていくには、多少なりとも風を防げていた方が疲労的軽減的にいいと思います。
あと、できるのであればヘルメット内の音も小さいこと。
この二つの要件を満たすカスタムがスクリーン増設です。何が何でも風に当たるのが嫌というわけではなくて、ある程度防げたら高速道路での運転や真冬の運転が楽になるなと。特に冬バイクにはスクリーンの恩恵大きいですよね。
個人的には、防風効果にかなり満足しました。取り付けに関しても、中華製品には多少の癖がありますが、それでもそれほど大変な作業ではありません。
この補助スクリーンは、スクリーン単体で充分な性能が得られている方には、特に必要のないものです。でももう少し、特にヘルメットに当たる風の量を減らしたい方には、絶対的にお勧めです。コストもそれほどではないのでぜひお試しください。
そして快適なツーリングを楽しみましょう!