バイクツーリングは冬。
雪とか路面凍結とかに気を付けて、そこさえクリアできる場所なら夏よりも冬の方がいいんじゃないかと思う今日この頃です。
- 海方面は夏より冬の方が空いている
- (埼玉では)冬は夏より天気が悪化する確率が低い
- 暑さ対策には限界があるけど、関東近辺の寒さなら充分に対応可能
そんな感じですね。全般的に、ほかの季節よりも空いていますよね…。
個人的には、暑さ・寒さに滅法弱いです。だから、きちんと対策をしないといけないです。が、夏バイクは暑さへの対策のしようがあまりないですよね。冷却スーツとかあまり現実的じゃないし…。冬は、格好をあまり気にしなければ、充分に暖かくできます。
ということで、冬のまだまだ寒さのピークに近い2月17日(日)に
さいたま→千葉房総半島→東京湾フェリー→三浦半島
なソロツーしてきました。走行距離はだいたい300Km。空いている早朝に出て、帰りに高速を使えばそんなに大変な距離ではないですね。バイク歴3,000Kmな超初心者な自分でもちゃんと帰ってこれました。
行き(前半)
今回のツーリングの目標は、東京湾フェリーに乗ること。東京湾フェリーに乗ったことはないし、ましてバイクでそこまで遠くに行ったことがなかったので、一度乗ってみようと。途中の観光スポット的なところに寄るというよりも、「フェリーに乗るんだ」という感じのツーリングです。
東京湾フェリーは神奈川の三浦半島と千葉の房総半島を結ぶ航路。なので、どちらから乗るかを最初に決めます。
最初に書いたように、渋滞のないうちに下道、帰りに高速と考えると、房総半島で乗船する方が効率がいいような気がします。なので、千葉県側の金谷港をまずはゴール地点に出発します。
埼玉県から千葉県に突入するまで
Google先生にルート決めをしてもらうと、外環道の脇を千葉県までずーっと走っていきます。直感的にあまり楽しい道でもないだろうなと思っていました。実際、あまり楽しい道じゃなかったです。景色も何もないんで…。
途中休憩は、割と新しくできた道の駅いちかわで。スタンプラリー帳を持っていたのだけど、まだ営業時間前で押せなかったです。残念。
千葉市を過ぎて、房総半島を南下するルート。
地図の上では、海が近いので、景色のいいところを走るんだろう…、と思っていましたが、全然そんなことなかったです。これはちょっと残念。とはいえ、埼玉県とは全然違う感じの道、広くて空いてて踏み込み加速の速い道。これはこれで楽しめる人もいると思います。
僕はもっと海が見たかったというか、海っぺりをたくさん走りたかったな。その点では、前回の茅ヶ崎の方が良かったです。
富津岬
せっかく一人で自由気ままに走っていくので、適当な寄り道もしていきたいなということで、富津岬。東京湾フェリー金谷港にだいぶ近いところにあります。東京湾に向かって飛び出ている岬なので、きっと景色とかいいだろうと思っていきました。
が…、残念工事中で、「海!」な感じはあまりなかったです。ウインドサーフィン(?)系の方はたくさんいて楽しそうでした。
工事が終わったら、またチャレンジしたいですね。
(平成31年3月31日には終了予定らしいです)
東京湾フェリー金谷港
まだツーリング自体に慣れていなくて、何となく先を急いでしまいます。金谷港に着いたら、まずは乗船方法の確認。混んでいて乗れなかったらどうしようとか、どこでチケットを買うんだろうとか、初めてのことづくしで到着しても不安感いっぱいです。
で、まずは発券所探し。すぐに見つかり、次にバイクを待合スペースに並べる。乗れなかったら嫌なので。この時点で、乗船待ちバイクは6台くらい。余裕で乗れますね。
と、思った瞬間に、改札を始めるということで慌てて乗船券を買いに走ります。
買った瞬間に気づきましたが、JAFの会員証提示で乗船券が10%オフ。気持ちが焦っていて、会員証を探す間をとれませんでした。次回は10%オフで乗るんだ。
⇒どうやら2輪は10%オフにはならないみたいです。残念…。(2020.01.17追記)
そんなこんなで、慌てて乗り込んだので金谷港に沢山あったお土産屋さんとか食事処には全然寄れなかったです。ここで、1時間後の次の便に乗るって決めて、ゆっくりご飯でも食べていればよかったかなと、帰ってきてから思っています。
乗船券を買って、乗船までのほんの短い時間でしたけど、すぐ隣で乗船待ちをしていた方に話しかけられました。
三多摩からいらしていて、房総半島内をあちこち走り回って来たそうです。えっ、速いな。僕は直行できているのに…。
毎週のようにどこか走り回っているそうで、かなり慣れていらっしゃるんでしょうね。僕のような初心者にはついていけない…。が、楽しそうで、僕もその領域まで行けたらいいなと思いました。こういう、ちょっとした出会いもいいですね。
バイクで出かけると、結構話しかけられるので、やっぱ趣味性の高い乗り物なんだなと実感します。
で、乗船はバイクが最初。車が後。
バイクに乗って誘導員に従っていきます。船の端っこに誘導されます。そこに係の人たちがロープで括り付ける感じ。ヘルメットなどをもって、客室に上がります。
千葉から神奈川までの所要時間は約40分。慣れない船旅で、あちこちきょろきょろしているとあっという間に到着します。
定食のようなものはないですけど、スナック的なものとかお菓子類は売店で買えます。昼ご飯らしきちゃんとしたものは食べられませんでしたが、スナック系をちょっとだけ食べました。
帰り(後半)
船は三浦半島の久里浜港に着きます。
今回のツーリング的には、目的の東京湾フェリーに乗ったので、ここからは帰り道。港から有料の横浜横須賀道路まではすぐです。そこから一気に帰ってきました。
横浜横須賀道路から首都高に入り帰ってきました。首都高もいくつかルートをとれます。レインボーブリッジを通ってくれば、また海が見えます。
が、今回はだいぶ疲れていたので、最短距離(だと思う)のC2で帰ってきました。
まとめ
冬のツーリングは個人的には最高です。特に海方面。
ハンドルカバーにオーバーパンツで暖は充分にとれました。東京湾フェリーも空いていて、50%は乗っていないんじゃないかなというくらいの感じでした。
房総半島を南下するときに、時々あるカフェやレストランのようなところはバイクでいっぱいでした。グループでツーリングする人たちが集まっていたみたい。そういうのも楽しそうだけど、僕はまだ無理かな~。
で、バイクツーリングは目的地だけでなく移動自体が楽しいですね。なので、なるべく単調でないルート設定をするとより楽しさが増します。事前に地図を見ながらルートを考えるのも楽しみの一つなのかも。
今回は、前半が単調すぎてちょっと失敗。これを糧に、次はもう少し走るだけでも楽しそうなルート設定をしてみようと思います。
バイクで冬にツーリング。防寒対策さえしっかりできれば、結構快適な気がします。「寒いからな~」といわずに、ぜひ出かけてみてください。
一旦出ちゃえば、結構行けちゃうもんですよ。