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バイクツーリング初心者でも簡単!サイクルコンピューターで走行記録を取る方法

この記事は約8分で読めます。
この記事の要約

自転車用デバイスのGPS機能付きサイクルコンピューターを使うと、ツーリングなどの走行ルートを簡単に記録できます。4,000円程度で購入可能で、操作は出発時と帰着時の電源操作だけ。記録したデータはGoogleマイマップなどで可視化でき、速度計や温度計としても使えます。ツーリングの思い出作りに最適なツールです。

ツーリング好きですか?もし「はい」なら、走行記録は採っていますか?

記録を残すと次のルート設定や思い出の振り返りに役立ちますが、何だか手間が掛かりそうですよね。

そこで最近、自転車用ではあるけど、サイクルコンピューターを導入しました。GPS内蔵なので走行記録が簡単に採れます。操作もシンプルで、一日つけっぱなしでOK。充電を気にする必要もほとんどありません。

価格的には4,000円程度でお手頃。速度計や温度計、オドメーターとしても使えるので、コスパも抜群。

ツーリング好きな方には、ぜひ試してほしいアイテムです。この記事が、次のツーリングをもっと楽しくするヒントになれば嬉しいです!

サイクルコンピューター、以下「サイコン」でいきます。

サイクルコンピューター導入までの経緯

個人的に、バイクといえばツーリング派です。とにかく走っていたいというのがベースにあります。

そのためツーリングで走ったルートを記録しておきたいと以前より思ってました。日常生活における日記のようなものですね。

昔だったら地図に赤ペンを入れてどんどん赤くなっていくのを見て楽しくなったり、次のプランを考えたりというのがあったと思います。

が、今は技術の進歩があり、GPSを使った記録方法に興味を持ちました。

Relive(スマホアプリ)と失敗談(記録開始忘れ)

ツーリング記録を考えていた時に最初に目にしたのがスマホアプリのRelive。起動しておけば走ったルートをGPSで計測して自動的に記録してくれています。ただ、このReliveには僕的には弱点がありました。

ツーリング中スマホはナビに使います。Reliveはバックグラウンドで動作させます。

出発時にはナビの設定に夢中だし、走り出しちゃえばバックグラウンドは忘れやすい。そのため、出発時に記録開始を忘れることが頻発。どれだけ便利なアプリでも、人間のミスを完全には防げません。自分自身が嫌になるほど、記録開始を忘れました。

GPSトラッカーでの記録

そこで考えたのがスマホとは別に専用ロガー(位置情報記録の専用アイテム)の導入です。ちょっと前にはGPSトラッカーという製品が結構販売されていました。当時は1万円弱くらいの値段がして、単なる走行ルートの記録目的だけではちょっと高いないぁ…と思っていました。

ズルズルと引き延ばしていくうちに、記録もとらなくなってしまいました。やっぱりスタートボタンを押し忘れるのがネックになっています。

現在では、ほとんどのGPSトラッカーが市場から姿を消しています。スマートフォンのカメラの台頭でデジカメが衰退したのと似た現象かもしれません。

サイクルコンピューターの登場

そんな時気づいたのがGPS内蔵のサイクルコンピューターです。

いろいろ調べてみると、バイクツーリングの記録をとるには充分な性能を持った物がとても安価に売られています。価格的には3000円前後からあるようで、以前あったGPSトラッカーの半値以下な気がします。

自転車乗りの人たちにとってみれば、そんなGPS内蔵サイクルコンピューターは当たり前のものだと思います。が、バイク乗りとしてこれらを知った時「何だこれいいじゃ~ん!」と、なんかワクワクしました。

GPSデータの記録機としてだけでなく速度計やオドメーターとしても使えるし、何より価格が手頃で高コスパ。これはもう試すしかないと思い導入しました。

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購入したサイクルコンピューター

今回買ったサイコンを紹介します。サイコン自体、いろいろな製品があるし、GPS内蔵の有無もあります。

そんな中でGPS内蔵で、搭載機能の少ないものを選びました。機能が少ないのを選んだのは、そもそもGPSだけ使いたかったわけだし、機能の少ないものの方が使いやすいし安いと思ったからです。あと、見やすいですしね。

自転車用の機能がたくさん付いてもバイク乗りには関係ないですし…。

で、選んだのがXOSSのGen2モデルです。

日本国内では、どんどん値上がりしている気配があります。aliexpressだと3,000円切りますね…。aliチャレンジができる方は、かなり安く手に入る可能性があります。

サイコンの使い方

バイクへの取付

付属のマウントベースをハンドルバーなどに付けます。取り付け方法も輪ゴムというかOリングのようなものでバーに止めます。取り付けスペースがなければバッグなどの一番上に置いておいてもいいかもしれないです。

この紹介しているサイコンであれば、本体以外に何もつける必要がありません。ケーブル類もありません。本体とかに接続するものがないので本当に簡単につきます。

位置の記録

内蔵GPSで走ったルートの記録をするだけであれば、とても簡単。家を出るときに電源を入れ記録スタート。そして帰着時に記録ストップと電源を切ればいいです。ただこれだけ。

出発と帰着の操作だけで、その間にいた場所が記録されます。

ルートの再生

サイコンに記録されたデータをスマホやPCに移動して、地図上で可視化することができます。汎用性の高いところでいえば、Googleマイマップ。記録としても見やすいですね。

僕はファイル名を「日付+ツーリング目的地」にしています。まぁ、これは個々の好きにすればいいと思います。

あと、Reliveというアプリ。3D地図で走行イメージまでつかめる感じ。リスト化してみるのはちょっと苦手かもしれませんが、これも記録としては残りますね。

いずれにしても、サイコンから取り出した元データをとっておけば、いつでもこの手のアプリで可視化することはできます。なので、元データの管理はしっかりとしたいものです。

SNSで共有

取り出したデータを加工することで、SNSに上げることができます。これで、一緒に走った仲間と情報共有したり、YouTubeやblogなどで記事にすることができます。

この場合、出発から帰着まで全部のデータをSNS化すると、「家ばれ」する可能性があります。リスク回避という意味で、SNSで発信する場合には、家の近くはデータ化しない方がいいかもしれないです。

家の近くをデータ化しない方法としては、

  1. そこそこ離れた近所にスタート、ゴール地点を設定しておき、そこで記録のon/offをする。
  2. データを編集して、家の近所を削除する
  3. ツーリング先の大事なところだけ記録をする

個人的には、記録忘れが嫌なので、2番がいいかなと思います。ただ面倒なので、1番の時もあります。3番も大事なところだけ記録されるのでなかなかのおすすめですが、記録スタートを忘れるリスクがかなり高いです。

この場合のデータ編集の方法は、別の記事で紹介したいと思います。

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使った感想

人は記録をするのが好きな生き物です。もちろん個々差はありますが全体的には記録があって損なことはあまりないと思います。(悪いことをしても記録が残っていることがありますね…)

小学生時代には日記が宿題になった人もいるのではないでしょうか。記録をしておくのがそれなりに大事だということの表れだと思います。

趣味でバイクに乗るのであれば、なくても全然問題はないです。誰に怒られるわけでもないし。

でも後で振り返ったときに、懐かしい思いになったり楽しかったことが思い出されたり、もしかしたら老後の楽しみにもなりそうです。個人的には老後じゃなくても楽しいですけどね。

そんなことが出発時に電源と記録スタートのボタンを押すだけで自動的にできてしまう。なんと素晴らしい時代なんでしょう。ツーリングであちこち出かけている人には特にオススメしたいです。

以下、よかったこと、そうでもなかったことをまとめてみます。総じていえば、「手軽にGPSで走行記録が取れる!」。とにかくこれに尽きると思います。

良かったこと

  • GPSで走行記録が取れる (細かい設定可)
  • GPS速度計になる → 取付方法により視線移動を減らせる
  • 時計や温度計にもなる

良くなかったこと

  • すぐに取り外せるので盗難に気を付ける必要がある
  • 電池残量や充電を気にしないといけない
  • 電源のon/offボタンが多少押しにくい

まとめ

GPS機能付きサイクルコンピューターは、低価格でツーリングを記録する手段として非常に優秀です。操作がシンプルで手軽なので、初心者を含め、どんな人にもおすすめです。四輪の人、ドライブをする人にも使えますね。ダッシュボードに付けておけばいいと思います。

まずはとりあえずデータだけ取っておくというのもありです。あとでGoogleマイマップなり、Reliveなりそういったアプリで管理したり可視化するのも楽しいです。

GPSがない頃だったら、スマホを始めPCがこんなに普及していなかったら、この記事の話は全く成立しません。昔の人はやろうと思ったら地図に赤ペンを入れていったんだと思います。かなりの技術進歩ですね。

手軽な価格で思い出作りができるこのデバイス、あなたのツーリングライフをより豊かにしてくれることでしょう。ぜひ一度、試してみてはいかがでしょうか。そして、SNSで紹介してみてください。

走行記録を取ることで、ツーリングの楽しみがさらに広がります。思い出を大切に残しながら、安全運転で素敵なツーリングライフを楽しんでください!

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buga

昔サラリーマンな工業系エンジニア。
今は、人に使われるのがだめで自営業で人間系エンジニア。
20代でバイクの中型免許を取り、50代半ばの今になって初めてバイクに乗り、なのでバイクの話題が多い今日この頃。

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