10月最後の日曜日、日光から金精峠を越え、赤城山を昇り降りするツーリングをしてきました。
今回のツーリングテーマ
紅葉の山道を走ろう!
- 栃木県道15号線、粕尾峠
- いろは坂
- 金精峠
- 赤城山
昔日光に行ったことはありますが、バイクで走ったことはありません。また、群馬県側ではスキーで丸沼高原や尾瀬戸倉には何度も行っていますが、冬場だったので日光側と行き来したことがありません。
そこで今回は、「紅葉をバイクで走る!」ということで、日光から金精峠を抜けて群馬側に降りさらに、赤城山に登って、あとは高速道路で帰ってくるツーリングコース設定をしました。
11月に入ると、日光では紅葉シーズンは終わり、金精峠も冬季閉鎖も間近になります。そのためぼちぼち最後のチャンスだった、10月最後に出かけました。
ルート
東北道久喜インター→栃木インター→ 県道32号線→ 県道15号線(粕尾峠)→ 国道122号線→ 国道120号線(いろは坂)→金精峠 →県道267号線→ 県道251号線(赤城山北面)→北関東自動車道駒形インター→関越道
早朝5時頃に家を出て、東北自動車道の久喜インターに向かいます。そして高速で栃木インターを目指します。
早朝出発なので、出発時はまだ暗く、高速の上で日の出を迎えました。ロンツー出発時の高速道路上での日の出ってワクワク感がものすごくあります。
栃木インターから日光
日光までは高速道路で行くことができますが、個人的には下道を走るのが好きです。
明るくなってきてからは周りの景色を見ながらトコトコトコトコと走ると、旅行気分も味わえて、なんとなく得した気分です。もちろん渋滞は嫌ですけど。
そう考えた時に、日光よりも手前で高速を降りて、走るのが楽しそうな下道を地図上で探してみました。
その結果が、栃木県道15号線でした。日光に直接通じる国道122号に接続しています。栃木インターからは県道32号線で15号線に入ります。
県道32号線は、いかにものんびりツーリング向きの、とてもいい道です。特に早朝だったこともあって、景色のいい道をのんびりと走ることができました。
県道15号線では粕尾峠を越えます。この峠前後の道は結構な難所で、クネクネ道で、とても狭く、車だとすれ違いがきつく、さらに落ち葉がたくさんあり、勾配もきつかったです。
今の時期は落ち葉が特に多く、今後は寒くなるので路面温度も上がらずに、さらに難易度が高くなっていくと思います。
走り終えた後、かなりの充実感がありました。でも次はもういいかな。
日光から金精峠を抜け丸沼高原へ
国道122号線で日光に入ります。
日光といえば、まず最初にいろは坂。いろは坂の入り口にあたるところでは工事が行われていて、多少渋滞していました。直前の売店やトイレがある駐車場もいっぱいな感じ。
そこを過ぎて、いろは坂に入ってしまえば、一番上まで特に止まることもなく快適に走れました。
日光市街地に入るところでは多少渋滞していました。Googleマップのストリートビューだとすいていますが、この日の様子は全然違いました。さすが日曜日。で、ちょっとだけ裏道的に日光の街中を走り渋滞をパス。中禅寺湖の湖岸に出ます。
この通りにはお店も食事をするところもたくさんあり、どこも混雑していました。もう少し空いていたらこの辺で食事をとっていたと思います。が、混雑を待つのはとても嫌いなので、お腹は空いていましたがスルーしました。
日光超えると山道に入り金精峠に向かいます。比較的勾配がきつくクネクネしている道です。ただ道幅も舗装状態も良くとても走りやすいです。だんだんと車も減り、金精峠の駐車場は、だいぶ空いていました。
金精峠の駐車場からの中禅寺湖方面はかなり景色がいいです。本格的(?)に写真撮影をされている方もいらっしゃいました。
標高もだいぶ高く、すでに初雪がていたようで、山の上の方は冠雪していたし、道路の脇にも多少の雪が残っていました。気温的にも7度をわっていたようで、めちゃくちゃ寒かったです。身体が寒さで震えました。
ちなみに、金精峠は冬の間雪で閉鎖されます。今年の予定は12月25日だそうです。もちろん、その前にたくさんの雪が降れば予定より前に閉鎖されます。今でもとても寒いですが、日光から沼田に向けてみたい方は早めに行かれた方が良いかと思います。
丸沼高原から赤城山
金精峠から丸沼高原に向かって最初のお店(菅沼山小や)でお昼ご飯にしました。山の中のお店なので、そんなに豪華なわけではありませんが、いろんなものがあるし、気軽に食事ができます。豪華さを求めるところではありません。
バイクで行くのもジャケット着てブーツ履いてスキーとあまり変わらない感じですね。
丸沼高原からは沼田に向かって、国道120号線をどんどん降りて行きます。
途中所々に観光地もあり、吹割の滝とか有名です。個人的には過去に一度行ったことがあったし、だいぶ混雑している感じだったので今回は通過。普段の混雑度がどうなのかわかりませんが、今回は割と混んでいてコロナ禍はあまり感じませんでした。
国道120号線をそのまま進むと沼田に入りますが、途中で左に折れて薗原湖方面に向かいます。湖の脇を抜け、赤城山の北面を上る道を目指します。この湖の脇の道でバイクの事故が起きていました。大勢でのツーリングされていた方の一人だった様子。ペース合わせようと、無理しちゃったのかな…。
ここで気を引き締め直して、安全運転でいきます。
赤城山北面の頂上への道に入ります。この道は上に上がれば上がるほど勾配がきつくなり、クネクネ度が増していきます。道幅はそこそこ広く舗装もそんなに悪くないので走りやすいです。あとで気づきましたが、この道路、前日の夕方まで通行止めだったようです。ラッキーだったし、下調べをちゃんとやらないとなとも思いました。
このあと南面を降りてわかりましたが、北面は日常生活街から離れているせいか、ほとんど混雑しておらず快適でした。南面は高崎や前橋などの大都市につながる道なので混雑しやすいみたいです。
赤城山に行かれる際には、この辺の混雑具合のことを頭に入れてルート設定するといいと思います。
帰り道
赤城山を降りたら、北関東道路も駒形インターより高速に乗り帰ってきました。
トータル350キロほど走りました。そこそこ良いペースで走れたので夕方には帰ってこれました。もうちょっと観光できてもよかったかなと思いますが、走り満足度は満点だったので、良しとします。トップシーズンの有名観光地は仕方がないですね。
まとめ
紅葉シーズンに混雑・渋滞必至の、日光に行ってきました。個人的には観光よりもひたすら走りたい人です。なので、有名観光地であっても、混雑していたら停車して観光することはほぼありません。
今回もひたすら走った感じです。
そんな中でも道の周りの紅葉は見事なところが多く、気持ち的にはとても大満足でした。
秋は気候的にバイクで走りやすいし、景色も綺麗なので混雑するシーズンです。時間をずらしたり何気にマイナーだけど良いルートを探してたくさん走れたらいいですね。
これから冬に向けて、紅葉は終わり、冬季閉鎖するルートも出てきます。それが過ぎれば真冬のツーリングシーズン。山方面は凍結が怖いので、海方面にルートが変わってきます。房総半島や伊豆半島などは、食べ物も美味しくて最高。
季節によって見どころや、美味しいものも変わります。なんだかんだいいながら、一年中走りましょう!