皆さん、こんにちは。今回は梅雨が開けそうでまだ開けていない2023年7月17日(月曜日)に、相棒の NC750S DCTと、夏のツーリングに出かけてきました。目的地は群馬県嬬恋で、高原のキャベツ畑が広がる絶景を走り、冷泉で身体を冷やすことができます。
地元埼玉の予想最高気温は38℃。嬬恋は30℃。暑さも辛いバイクでの避暑ツーリングでもあります。特に今回のツーリングでは、バイクでしか味わえない絶景と、温泉での癒しを組み合わせた贅沢な時間を過ごすことができました。
全体的なルート
メインルート(一般道)
今回のメインルートは、上信越道の松井田妙義インターから旧国道18号を走り、途中にある有名な「めがね橋」を通過します。その後、軽井沢から北軽井沢に向かい、別荘エリアを通り抜けてつまごいパノラマラインへ。「愛妻の丘」に立ち寄り、つまごいパノラマラインを再び走り、その後、温泉でリフレッシュと地元の定食屋さんで食事というルートです。
いくつかの立ち寄りポイントはありますが、最大の見せ場は、つまごいパノラマラインを走ること。とにかく絶景です。今の時期は、キャベツ畑にキャベツがたくさんあります。時期によっては収穫前だったり後だったり、全然関係なかったりですけど、今はちょうどいい時期みたい。とにかく綺麗。
途中、ナビのトレースミスから入り込んでしまった農道は日本を走っている感じじゃなかったです。まぁ、海外で走ったことはないんだけど。ただ、生産者の方々の邪魔にはならないように気を付けながら走る必要はあります。自分勝手にふるまう感じの人たちには、行ってほしくないエリア。周りの景色を楽しみつつも静かに走りましょう。
ちょっと前に、山梨の木周辺の似たようなところを走りました。そこともまた感じは違います。こちらの方が規模感が大きいかもしれません。ぜひ両方とも走ってほしいです。
移動(高速道路)
行き/帰り | 高速道路 | インターチェンジ | 距離 |
---|---|---|---|
行き | 関越道から上信越道 | 東松山から松井田妙義 | 76.7Km |
帰り | 上信越道 | 小諸から松井田妙義 | 44.6Km |
帰りの高速道路は、連休の影響で渋滞がかなりきつかったため、松井田妙義インターで降りて、そこからは一般道で帰ってきました。最近ではこのパターンが多いです。コロナ終了な感じですね。しかし、連休最終日だったので、高速の渋滞はかなりひどかったみたいです。自宅近辺までたどり着いたときにも高速道路情報は渋滞サインで真っ赤でした。
立ち寄った場所
今回のツーリングで立ち寄った場所です。以下の表の中の記号は、上の地図中の記号を示します。
立ち寄り先の全体像
立ち寄り先 | 到着時刻 |
---|---|
【A】ローソン松井田バイパス店 | 7:52 |
【D】愛妻の丘 | 10:13 |
【E】高原の天然温泉 つつじの湯 | 11:04 |
【F】八景食堂 | 12:41 |
【G】道の駅雷電くるみの里 | 14:26 |
ローソン松井田バイパス店
バイクでのツーリングのスタート地点となったのは、ローソン松井田バイパス店です。ここで、朝ごはんとしておにぎりを食べ、ヘルメットにカメラを取り付けて動画撮影を開始しました。
【バイク駐輪情報】 このローソンは大きめの店舗なので、バイクを停めるのに特に問題はありませんでした。
愛妻の丘
次に立ち寄ったのは、愛妻の丘です。この手のところは、あまり立ち寄ることはないのですが、比較的時間を取りやすい感じだったので行きました。
見晴らしがいいので、写真スポットにはなるかもしれないですね。
特に何がいいって感じでもないので、次からはこの前を通過しても立ち寄らないと思います。
【バイク駐輪情報】 バイクスペースはありませんが、特に問題なく停められると思います。連休で、たくさんの人が行楽に出ていた状態でも混雑していないので、バイクや車を停めるのが大変ということにはまずならないと思います。
高原の天然温泉 つつじの湯
バイクで走り、汗をかいた身体を冷たい温泉で癒すという贅沢な時間を過ごしました。つつじの湯は、駐車場がいっぱいになるほどの人気の温泉で、他県からも多くの客が訪れていました。
朝10時からの営業とのことですが、11時には満車に近い感じ。周りにそれほど人が住んでいる気配がないので、車の量が不思議な感じです。ホント遠くから来る人も多い人気店なんだと思います。
嬬恋のキャベツ畑の中にある温泉なので、食事処に「キャベツソフトクリーム」がありました。個人的には、キャベツはあまり好きじゃないです。とんかつとかについてくるキャベツも残しはしないもののお代わり自由でもしないです。が、今回のような旅路では、せっかくなのでチャレンジしました、キャベツソフトクリーム。
特に食べられないものじゃないし、おいしいと思います。が、個人的には次の機会があれば普通のソフトクリームにします。バニラに比べて100円増し。キャベツが好きなわけじゃない僕にはこのコストアップは痛いです。
ちなみに料金は、650円/一人です。
あと、地方の温泉は、玄関を入ったところで近所の野菜や地域のものを物販している場合があります。ここにもあって、丸い茄子と大きないんげんを買ってきました。地元近くで買うよりは多少安いみたいで、家でお土産としては喜ばれます。
【バイク駐輪情報】 バイク専用の駐輪スペースはありませんでしたが、広い駐車場があります。ただし、全体的に傾斜しているため、停める場所を少し考えました。最終的には、入り口近くの平坦な場所に停めました。
八景食堂
温泉から数分の場所にある八景食堂で昼食をとりました。ここは、地元の人々が利用する定食屋で、ボリューム満点のメニューが揃っています。
今回はカツカレーを食しました。結構なボリュームで、しばらくお腹いっぱいな感じが続きました。
こちらのお店、昼ご飯での営業は午後2時までのようです。ツーリングに出かけると、大手チェーンは安定の営業時間ですが、個人店は昼休み休憩をとるところが多く、注意が必要ですよね。ツーリングだと、時間が読み切れないし、ちょうど昼の12時に昼食とかあまりないので、気を使うことが多いです。
やっぱ、チェーン店ってそういう意味でも楽なんだなと思いました。
【バイク駐輪情報】 店の前には車4台分の駐車場がありますが、混雑していることが多いです。そのため、道路の反対側に停めました。
ただ、この道路は坂道です。ちょっと停めにくいし、注意が必要です。今回は前下がりという最悪条件になってしまったので、かなり気を使いました。
僕のNC750S DCTはオートマなのでローギア駐車ができません。なので、パーキングブレーキをかけ、念のためフロントはブレーキロックを掛けておきました。
フロントブレーキロックは、普段からタンクバッグに入れて持ち歩いています。いつも使うものではないけど、こういう時には使えるので助かります。
道の駅雷電くるみの里
最後に立ち寄ったのは、道の駅雷電くるみの里です。ここでカメラを外し、帰路の道路状況をチェックしました。
以上が今回のバイクツーリングで立ち寄った場所です。それぞれの場所が、このツーリングを一層楽しいものにしてくれました。
帰り支度とトイレ休憩だけだったので、すぐに出発しました。
ツーリングのハイライト
絶景: つまごいパノラマラインで一面のキャベツ畑の中を走る
今回のツーリングのハイライトは、まずは何と言っても壮大なキャベツ畑を走るつまごいパノラマラインです。7月の嬬恋は、一面が緑色のキャベツ畑で覆われ、まさに絶景。途中、ナビの指示を見落としてしまったことで、予定外の農道に入り込んでしまいましたが、そこが意外な発見の場所となり、壮大な景色を楽しむことができました。ルートミスが生んだ幸運とも言えるでしょう。
冷泉: 暑い夏には、冷たい温泉で汗を流し、身体を休める
次に、高原の天然温泉「つつじの湯」。何が良かったのか具体的に言語化するのは難しいですが、他県からも多くの客が訪れるほどの人気スポットでした。特に冷泉は予想以上の冷たさで、長時間浸かることはできませんでしたが、それが逆に新鮮で、大変良かったです。内風呂、露天風呂、サウナと冷泉、どれも満足度の高いお湯でした。
絶飯: 旅には心温まる地元食堂で食欲を満たす
そして、食事は温泉から数分の「八景食堂」で。温泉にも食事処がありましたが、地元の人々が利用する定食屋で食事をすることで、より一層旅気分を味わうことができました。メニューは豊富で、特に何が良いというわけではありませんが、昭和の雰囲気を感じながら旅を楽しむには最適な場所でした。
まとめ
梅雨明け前の不安定な天気の中、爽快で家の周りよりかなり涼しい高原を走るのと、冷たい温泉を楽しんだこのツーリング。連休の最終日ということもあり、帰りの高速道路は大渋滞に巻き込まれましたが、途中回避し一般道でスムーズに帰ることができました。それにしても、松井田妙義インターから一般道で帰るとなると、それなりに時間はかかりますね。
渋滞はありましたが、それを補って余りあるほど美しい嬬恋の景色、身体を癒してくれた温泉、そして心を落ち着かせてくれた食事。これら全てが詰まった、充実した一日でした。
多くの人にお勧めできるルートだと思います。気になった方がこの記事を参考にツーリングルートを立てて、楽しく走っていただけたらとても嬉しいです。
【総走行距離】382.9Km
最後までお読みいただき、ありがとうございます。これからもバイク関連の情報を発信していきます。YouTubeチャンネルの登録もぜひぜひお願いします。
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