失敗したところと対策
チェーンとスプロケットの交換は生まれて初めての経験だったので、作業途中それなりに失敗がありました。ここで「失敗だったなぁ…」と思うことをまとめておいて、次につなげたいと思います。また、これからやってみようと思う人の参考になれば、嬉しいです。
工具の準備
一般的なものから専門的なものまで、工具があればあっただけ作業は楽になります。DIYerだと、使用頻度や予算的から、何から何まで用意することはできません。が、専用工具はあった方が楽なのは間違いありません。
今までバイク屋さんにメンテのお願いをしたつもりになって、その分工具を買ってきました。だいぶ揃ってはきましたがまだまだです。今回も持っていたけど性能不充分不足だったり、持っておくべきだと思うものがあったので紹介します。
電動インパクトレンチ
きっとあったら役に立つだろうということで電動インパクトレンチを持っていました。が、今回の作業ではほとんど使い物になりませんでした。次回にはパワーのある電動インパクトレンチを用意します。
で、持っていたのは12Vの充電式電動インパクトレンチです。たまたま近所の工具屋さんのセールがあったので買いました。しかしバイクの整備で使うのであれば、最低限18Vは欲しいのではないかと思いました。
12Vの電動インパクトでは、フロントスプロケットの58Nmで締められているナットがとれませんでした。当然それ以上のトルクで締められているナットは無理です。
リアのアクスルシャフトで97Nm。リアのスプロケットは108Nmです。硬くて取りにくい所なのにここでインパクトレンチが使えないのは意味がないので、これらのトルクが緩められる電動インパクトが必要です。となると、最低限18V辺りじゃないかなと思います。
あと、日本製がいいかな…。いろいろレビューを見ると、中華ものは実パワーがカタログ値を大幅に下回る場合があるみたいです。
ミニグラインダー(ミニルーター)
「チェーンのピンの頭を削り取れればチェーンを切ることができる」というのはわかっていました。僕の持っているもので使える気がしていたものは、電動ドライバー。3,000円程度のものです。
そこにチェーンの頭を削れるものということで、砥石ビットをつけてみましたが、回転数が低いためになかなか削れなくて、時間がだいぶかかりました。普通のやすりもあったので、併用してやりましたがやっぱりそれほど削れないです。
なので、次にやるときがあれば、ミニルーターは用意しようと思っています。ミニルーターもそこそこパワーがあった方が作業が速く進むので、8V程度以上のものを選びます。
チェーンカッター
今回は使いませんでしたけど、あればあったでいいです。プロだったら必須ですけど。
チェーンの接続方式をクリップ式だったり、SLJなら接続時には必要ありません。切断時だけに使います。チェーンピンの頭をグラインダーで落とすことを前提とすれば、安いものでも充分なので、その辺を用意するかもしれないです。
DIDのかし丸君のような高価なものはあれば絶対にいいですけど、DIYerには不要です。
十字レンチ
たまたま持っていてよかったです。なくても作業できますが、あれば楽です。僕はフロントのアクスルシャフトを緩めるときにも使っています。
作業手順
リアのスプロケットを止めているネジを最初に緩めるすべきだった
最初の方に軽くかきましたが、リアスプロケットを止めているネジの締め付けトルクはかなり大きいです。NCの場合、全体で見ても3番目に強い締め付けトルクだと思います。
このネジを緩めるのに、ホイールをバイクから外してしまっては緩めるのは大変じゃないかなと思います。バイクにつけた状態で、リアブレーキでホイール固定して十字レンチで開けるのが一番簡単だと思います。誰かにブレーキを踏んでおいてもらわないといけないですけど。
これも300Nm辺りまでパワーのある電動インパクトレンチなら緩められるかもしれないので、持っている人は何も考えずにどんどん外しちゃっていいと思います。
まとめ
- 初めてのチェーンとスプロケットの交換は大変だったが、失敗を重ねながら何とか自分でできた達成感がある
- 準備と作業手順の確認が大切、次はそこを意識して作業したい
- DIYのメリットは大きい。コスト面だけでなく、バイクへの理解が深まる
- 少しずつできる範囲を広げていきたい。同じようにチャレンジしてほしい
今回のチェーンとスプロケットの交換作業は、自分にとってはかなりのチャレンジでした。今までバイク屋さんに任せきりだった作業を、今回はほぼすべて自分で行いました。当然のごとく、作業中は失敗も起きました。多少の行ったり来たりはありましたが、なんとか最後まで作業を進めることができました。
作業後の走った感想
作業の何がどう効いているのかはわかりませんが、バイク自体スムースに前に進むようになった感じがします。極端すぎる表現かもしれないけど「氷の上を進むようになった感じ」というか。
アクセルのオンオフに対する反応に遊び感がなくなってそう感じるのかもしれません。
特に怖い感じなどはないので、作業はうまくてできたと思います。あと、ここまでこれたことを整理してみます。
事前準備がすべて
作業を通して感じたのは、慣れていない作業ほど準備が重要だということ。
工具の準備もそうですが、作業手順を理解しておくことも大切です。今回はリアスプロケットのネジを先に緩めておかなかったために手戻りが発生しました。次回からは手順を確認して作業したいと思います。
とはいえ、最終的には、途中で投げ出さなきゃと思うほどのことはなかったので、やっぱり全体的な作業手順の理解って大切だなぁと実感してます。全体像の理解が明確にできればできるほど、作業できる範囲は大きく広がりますね。
DIYで得られること
自分でバイクのメンテナンスをすると、とても達成感があります。コスト面でもメリットが大きいです。今後はできる範囲をさらに広げていきたい。まだまだ失敗もあるし、なかなかうまくできないことも多いですが、次第に上達できるはず。段々とできる範囲を広げたいですね。
ということで、やる前には「そんなことできるわけないじゃん」的に思っていましたが、少しずつ幅を広げていくつもりになればできるようになっていくと思います。
以上、今回のチェーンとスプロケットの交換作業を通して感じたことを紹介しました。
これもバイクの楽しみの一つではあると思うので、今まで何もしたとないけど、自分でも何かしてみたいなと思ったら、簡単そうに思えることから自分のバイクをいじってみてください。これから自分でメンテナンスにチャレンジしたい方の参考になれば幸いです。
では、ツーリングやバイクDIYメンテナンスなど、バイクライフを楽しみましょう!
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