僕の乗っているバイクGSR250はネイキッド※注と呼ばれるモデルで、風よけにあたるものがまるでついていない。まさにネイキッド(裸)なものだ。
バイクなるもの、風が当たるからいいんだ!
という主張があるのは重々承知しているし、否定をするつもりはないのだけど、ときに風をよけたいと自分は思う。特に風の強いときとか寒い時期とか。
スクリーンを選ぶ
そこで、スクリーンをつけた。僕のバイク用に販売されているのはざっと見まわして3種類。
- GIVI
- MRA
- Puig
だ。で、今回選択したのはPuigのスクリーン(型番 6251)。
スクリーンをつけようかなぁ、と最初に思って調べたときにはMRAにしようと思った。デザイン的に一番フィットしそうな感じがしたから。バイクの世界では、よく「かっこいい!」という言葉が聞かれる。趣味の世界だからか。
でも、結果的にPuigにしたのは、取り付けが一番楽そうだから。最初の二つは、取り付けのためにハンドルバーを交換しなければいけない。そのために部品を買い、交換作業を必要とする。
バイクのメンテ系が好きな人は自分でやった方がいいかもしれないけど、自分の場合、メンテは極力プロに任せちゃおうという感じで、自分でやる分にはなるべく手間の少ないものを選びたい。で、Puig。
取付簡単
もともとついているねじを2つ外し、外した2つを含む合計6つのねじを締めるだけで取り付け作業は完了する。時間にしても10分は掛からない。簡単だ。交換部品を買う必要もないので、結果的には一番コストも掛からないんじゃないかと思う。
で、取り付けを映像化した。
取り付けたら気になるのは、その効果だ。
スクリーンの効果
多分、どのスクリーンをつけても、効果は大体一緒だと思う。とびぬけて防風効果の高いものはないと思う。大きければ大きいほど有利だとは思うけど。
過大な期待は禁物で、所詮スクリーンの面積を超えて防風することはできない。スクリーンから離れれば離れるほど、巻き込みが起こって防風される面積は減る。
で、実際にテストをしてみた。あまりいい映像はできなかったけどこちら。
よくわからない映像で申し訳ない…。で、ものすごく大雑把にいうと、首周りへの風はかなり減らせている。モトブログでカメラを顎マウントしている人であれば、ちょうどカメラのあたりへの風はかなり防げている感じ。
腹から胸にかけては効果はほとんどない(常用速度域)。胸の上部から顎あたりにかけてはかなり防風できている。冬場のヘルメット下部、首筋への寒気は結構効果的に防げると思う。寒さ対策になりそうだ。
高速道路を走るようなスピードではまだテストをしていない。たぶん、そこまで速く走れば効果を感じられると思う。
自分だけかもしれないけど、大きな勘違いをしていた。タンク上部、腹にかけての風もスクリーンで防げると思っていた。が、この辺りには全然効果ない。というのも、タンク上部を流れる風は、どうもハンドル下から流れ込んでくる。スクリーンの範囲外だ。これは使ってみて気づいた。
まとめ
見栄え的に装着したい人は、気に入ったデザインのものを選択してつければいいと思う。効果を得たい人は、少しでもサイズの大きなものを選んでいただくといいと思う。
まだまだ自分的な評価は済んだわけではないので、気が付いていないところで実は効果が出ているのもあるかもしれない。特に高速道路。あと、風が強めに吹いているときに、バイクの安定性が上がるかもしれない。これはちょっと気配があるけど、まだ実感はしていない。
装着すること自体は、どちらかというと賛成派。多分、多少かもしれないけど楽になる部分がある。否定することは特にない。
メーカーによる差は多少はあるかもしれないけど、気にするほどじゃないと思う。というか大きさ(面積)によると思う。あと、スクリーンの色は好きなものにしていいと思う。自分の場合、視界確保に有利だと思ってクリアにしたけど、結果的には走っているときにスクリーン越しに先をみる視線はまずないので気にしなくていい。
付けないという選択もありだけど、付けられるなら付けた方がいいかな、という感じ。是非に。