夏バイクを快適に!メッシュシートカバーの魅力と選び方⁠

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暑い夏、炎天下にバイクを置いておくと、シートが滅茶苦茶熱くなっちゃいますよね。

最初だけちょっと我慢すればいいのかもしれないけど、もっと楽に解決できたら最高じゃないですか?

ということで、メッシュシートカバーを付けました。

実は、もう一台のNC750Sには数年前から使っていて、この経験値をスーパーカブに移植した感じ。本人的にはそれなりに気に入っているということです。

ぼちぼち暑い夏は終わりますが、来年以降購入を検討する方の何かしらの参考になれば幸いです。一年中つけてもいいとは思いますけど…。

メッシュシートカバーの役割

純正シートはメーカーによって熟考されてできているはず。ただ、全員にフィットする訳ではなくて、個々の好みや使用環境に合わせてより快適化できるはず。

メッシュシートカバーをつけると変わる可能性のあることといえば、この辺りかも。

  1. 炎天下パーキングでのシートの熱さ
  2. 暑い日のお尻の快適性
  3. シートのクッション性
  4. シート高
  5. 雨の時の快適性

個人的には、特に1番目のシート熱対策が重要かな。

買ったメッシュシートカバー

今回スーパーカブ用に買ったのは、NC750Sで使っているものと同じコミネ製。

世の中にはいろんなメッシュシートカバーがあるけど、僕が今回これを選んだ理由をちょっと書いておこうと思います。

コミネ製にした理由

正直なところ、メーカーや製品の選択にはそれほどこだわりがありません。今回この製品を選んだ主な理由は、以前から使用していて個人的に実績があったからです。未知のものより既知のものということですね。もしかしたら今回選んだものより優れた製品があるかもしれませんが、少なくとも失敗はしないだろうという判断でした。

で、コミネ製品には二種類のメッシュシートカバーがあります。メッシュ部分が一重のものと二重のもの。今回購入したのは、以前と同じ二重構造のものです。

いろいろ調べたところ、スーパーカブのシート形状に特化して作られた製品もありました。その方がフィット感は良いかもです。が、他のバイクでの使用経験と二重構造であることが、今回の選択の決め手となりました。「二重構造だから必ず良い」ということでもないのですが、どちらかというと直感的な選択でした。

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取付方法

あえて書く必要もないくらい簡単ではありますが、「簡単で誰でも失敗なく付けられる」ということを書いておこうと思います。

今回買ったシートカバーは汎用のものなので、スーパーカブ用のシートの形に作られているわけではありません。ただバイクのシートなんてそれほど形が変わるものではないし、人の身体の形もそれほど違うものではないので特に問題なく付けられます。

ちょっと気にした方がいい点といえば、取り付けのためのバンドの取り回しです。

二か所(二本)のバンドでとめるわけですが、この二本が平行になるようにすると給油口に多少干渉します。これをクロスになるようにとめればどこと干渉することもないししっかりとめることもできます。

もしつけられることになったら、どちらも試して好きな方にすればいいです。大した問題ではありませんね。

給油口にも干渉しない
NC750Sの場合
NC750Sの場合で、こうしないとシートをバイクに装着する時にバンドが干渉する

使用感

実際に使ってみた感想です。以下、思いつくままにいろいろと書いてみました。

最初は違いを感じますが、すぐに慣れます。あってもなくても変わらないように思えるかもしれません。ただ、今回新しいバイクを買ったとき、やはり欲しくなりました。

これは、慣れて特に何も感じなくなっていても、身体は無意識にその快適さを求めているからでしょうね。

実際、先日NC750Sのシートカバーを洗うために外し、そのまま乗ってみたところ、なんとなく違和感がありました。普段は何も感じませんでしたが、気づかないだけで、あるのとないのではかなり違うようです。個人的にはある方が快適だと感じるので、やはり一年中つけたままにしておこうと思います。

炎天下でのシート熱

これをつけてから、シートの熱さがまるで気にならなくなったので、かなり効果的です。年間で1〜2ヶ月程度しか必要ないかもしれませんが、あると快適性が格段に向上します。

今では休憩後にバイクに乗るときに「シートが熱いかなぁ…」とか思うことはまるでなくなりました。

走行中の快適性

Amazonなどのレビューで、走行中に風が通ってお尻が涼しくなるというコメントを見かけます。が、個人的にはこの効果をまったく感じません。バイクの形状やスクリーンの有無などで変わってくるのかもしれませんが、走行中に涼しくなる感覚は僕にはないですね。ちょっと残念。

正直、走行中に涼しければ嬉しかったですが、かといって特に暑くなるわけでもないので、「まあ、いいか」という感じです。

シートのクッション性

シートカバーを手で触ると素材自体は固い感じがします。が、座ってしまうと全然そんなことは感じず、むしろ座った感じがソフトになります。

カブではこれを付けてから長い距離を走ってないので、おしりの痛み対策になるかどうかわかりませんが、いいと感じる人もいると思います。前にも書きましたが、座りごこち自体はだいぶ変わっているみたいで、個人的には熱対策ということでなく一年中つけっぱなしにしようと思います。

シート高

シートの上に二重のメッシュが載るため、実質的にシート高が上がります。約1cmくらいかな。足つきに余裕がない方は、これが気になるかもしれません。場合によっては、一重構造のシートカバーの方がいいかもです。

個人的には、カブではシート高をもう少し上げたいと思っていたので、この微増はよかったです。

雨の時の快適性

普段、雨の日にはバイクに乗らないので、あまり関係ない項目です。が、先日たまたまパーキング中に雨に降られ、メッシュシートカバーが濡れた状態を体験しました。

Amazonなどのレビューでは、メッシュ構造だと「雨が溜まらないのでいい」という意見が散見されます。が、個人的には「雨の時にはない方がいいかな」と感じました。

確かに、雨に降られてもメッシュの部分に水滴が溜まることはありません。ただ、メッシュシートカバーがなければ、雑巾などで簡単に拭き取れます。

メッシュシートカバーがあると、拭き取りが難しい。水滴は溜まらないかもだけど、メッシュシートカバーが濡れた状態で座ると、お尻が濡れます。

なので、メッシュシートカバーは濡らしちゃいけないと思いました。

バイクの使い方は人それぞれです。雨の中でも頻繁に乗り降りするデリバリー業の方には適しているかもしれません。一方、ツーリングを中心に使う人は、雨の日のパーキングでは濡れないよう工夫した方がよさそうです。

この点は、僕の事前情報と大きく異なっていたので、シートカバーの購入を検討している方には特に注意していただきたいポイントです。

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メッシュシートカバーの選び方

今回はコミネ製品を選びましたが、初めてだったらどんなことに気をつけたらいいでしょうか。

  1. 形(専用品かどうか)
  2. 構造
  3. コスト
  4. 耐久性

形(専用品かどうか)

スーパーカブは生産台数が多いため、専用のシートカバーが販売されています。他の多くのバイクではたいてい汎用品を選ぶことになります。

スーパーカブの場合、純正シートの形状に合わせて作られた専用品か、汎用品かのどちらかを選択できます。

どちらでも使い心地に大きな差は出ないと思うのですが、専用に造られたもののほうが見栄え的に良かったり、フィット感が良かったりするかもしれません。専用に造られたもの使ったことがないのでそこはよくわからないです。

個人的には今回は汎用品を選びましたが、特に問題は感じていません。個々の好きでいいと思います。

構造

コミネ製品のメッシュ部分には一重構造と二重構造の選択肢があります。どちらが優れているかは、個人的に二重構造しか使用経験がないため、よくわからないです。しかし、なぜ二つの製品が販売されているんでしょうね…。何らかしら違いがあるのだとは思いますが、個人的には全然イメージできないです。

他社製品を含め、多くは一重構造です。そのため、コミネ製品を選ぶ際にのみ、この点を考慮する必要があります。実際のところ、使用感にそれほど大きな違いはないでしょう。コミネ製品を希望し、かつ二重構造に魅力を感じる方のみ、その選択肢を検討すればよいのではないでしょうか。

コスト

極端に高いものもないしそもそもそれほど高いものではないので平均的なものを選んでいいと思います。 2,000円弱で買えるものが多いので、ダメになってもまた来年買うというのもありではないでしょうか。

僕は一年中つけっぱなしで数年持っているので、耐久性を考えるとコスパは非常に良いのではないかと思っています。ほかの製品はわからないですけど。

耐久性

耐久性はどの製品でも重要な要素です。今回買ったコミネ製のシートカバーは、NCで数年使用していますが、メッシュ部分に目立った劣化は見られません。

取り付け用のゴムバンドは多少伸びてきましたが、現時点で使用に支障はありません。コミネ製品って、こういうバンドなどの細かいところが弱い気がします。プロテクターのバンドとか、ジャケット類のファスナー部分とか、割と壊れてます。

他のブランドについては使ってもいないのでわかりませんが、シートカバー全般的にすぐに壊れるものとは考えにくいです。極端に安価な製品を避ければ、充分な耐久性を期待してもいいと思います。

まとめ

メッシュシートカバーはぶっちゃけあってもなくてもいいものです。だったら検討する余地もないというのも正解です。

ただあればあったで、真夏の暑いシートになんの気を使うこともなく座ることができるし、多少は乗り心地の改善もするかもしれません。

まぁ、あってもなくてもどっちでもいいという程度のものは、コスパが非常に重視されると思います。そういう意味ではコスパ的には合格点を与えられるものだと思います。もし次にまたバイクを手に入れたら多分これを買います。

という感じで、個人的には今後もずっと使い続けるであろうものです。ツーリング先で見回してもそこまで使ってる人はいませんが、僕にとっては割と有益でした。

もしちょっとでも興味があって迷っているのであれば買ったほうがいいだろうなと思います。

せっかく新しいシートカバーを付けたのであちこち走り回りたいのですが、なかなか天気が安定せず出かけられません。いろんなところ走り回ろうと思います。

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buga

昔サラリーマンな工業系エンジニア。
今は、人に使われるのがだめで自営業で人間系エンジニア。
20代でバイクの中型免許を取り、50代半ばの今になって初めてバイクに乗り、なのでバイクの話題が多い今日この頃。

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