いよいよ寒くなってきました。これからの冬バイクに向けて、今シーズンの準備が始まっています。
昨シーズンまでミドルレイヤーとして着ていたフリース。LL Beanの物で、とても頑丈でした。元々バイク用じゃなく買って、10年くらいは着ていました。が、長く着すぎて袖とか薄くなってきたので、今年は新しいものに切り替えです。
冬バイク用ミドルレイヤーとしてモンベルのフリースを女性店員さんに相談して買ってきた。
一昨年くらいから、こういうものはワークマンのカタログをチェックしていました。ただ、この2年間、ワークマンの色々な製品を使ってみましたが、どうにも耐久性に乏しい感じです。毎年新しいものを着るというコンセプトなのでしょう。が、個人的には何年か使っても大丈夫なものを使いたいと思い、今年は日本のアウトドア総合メーカーのモンベルをチェックしました。
日本の会社だし、総合アウトドアメーカーということで、バイク乗りにも対応した高品質な製品がありそうです。
バイク乗りのミドルレイヤーに求められるもの
冬バイクでは、「薄くて動きやすくて暖かい」製品を探したいと思っています。厚手の毛糸のセーターなどでは暖かさは確保できますが、バイクの運転がしにくくなります。
そこで、フリースの商品をターゲットにしました。ただ、モンベルにはたくさんのフリース商品があります。ぶっちゃけどれを選んでいいのかよくわかりません。
モンベルのフリース
そこで、近所のモンベルのお店に行って女性店員さんに相談してみました。
冬バイクのミドルレイヤーとしてフリース製品が欲しいのですが、種類がたくさんあってよくわかりません。どれがいいでしょうか。条件としては、動きにくくならないように薄めのもの。アウタージャケットがあるので防風性能は要りません。
というような質問を投げかけました。
そこで帰ってきた回答が、
- クリマプラス100素材
- シャミース
を使った製品とのことです。ただ、シャミースだと少し薄いので、もしかしたら寒いかもしれないということ。ただ「インナーとこれらをきちっと着ればかなり暖かい」という話をされました。
クリマプラス100素材の場合には、ハーフジップのものと丸首のものがありました。そこで、現物を見て今回は丸首の製品を買いました。
しかし、モンベルの店員さんはよく勉強されています。たくさんの製品があるのでちょくちょく何を選んだらいいのか聞いてみますが、即答されなかったことはありません。「バイクに乗るんだけど」という枕詞がついても、すぐに答えてもらえます。なんかすごいですね。
購入したフリース: ライトスウェット
で、買った商品は「ライトスウェット」です。生地はクリマプラス100素材です。価格もお手頃で消費税込みで4,000円くらいでした。
日本のアウトドアメーカーが作った製品がこのぐらいの値段で買えるのであれば、ワークマンのものを1~2年ごとに買い換えるよりはいいかなと思いました。もちろんワークマンなどで毎年買うというのもありだと思います。今年の僕はモンベルをチョイスしたというだけの話です。
バイクしてみた
では実際にバイクしたら暖かいのか、多少気温が高く10℃程度だったのですが実際に着て走ってみました。
バイクで運転を始めるその前に、着ただけでかなり暖かい感じがしました。 期待、かなり大です。
装備的には、ワークマンの暖かさを売りにしている長袖インナーと、今回買ったフリース。それにユニクロのウルトラライトダウンとアウタージャケットを着て走りました。気温10℃ぐらいだと、多少暑いくらいです。
運転のしにくさも特に感じませんでした。夏場よりはたくさん着ている感じがありますが、着膨れでの運転のしにくさまではいきません。
今より気温が10°ぐらい下がり、0℃近辺ではさらに防寒対策は必要だと思います。ただ、昨年よりはかなりアップグレードできた感じがするので、より快適な冬バイク生活が送れそうです。
まとめ
真冬になるとバイクに乗らなくなる方も多いと思います。個人的には冬バイクは空気も澄んでいるし天気も安定するのでかなり好きです。昨シーズンもたくさん走り回りました。
ただ寒さ対策はどうしても必要です。早朝の高速道路だと0℃近辺で走らないといけません。これはかなり寒いです。サービスエリアで休憩後、再スタートを切る時にヘルメットシールドが凍っていることもありました。
バイクに乗る時には、暖かいからといって厚手のものを着るわけにはいきません。なので新しい素材で少しでも薄く、 少しでも温かいものをチョイスする必要があります。
今回のモンベルのフリースは、専門家に相談もしたので、かなり正解に近いものが手に入ったと思います。やっぱり専門家は、知識量も多いので頼りになりますね。
ということで、それほど大きな投資にはならないと思いますので、冬バイクでツーリングをされる方は専門店のスタッフに相談をしてみるといいかもしれません。きっとバイクにフィットした商品を提案してもらえると思います。
新しく動きやすくて暖かいミドルレイヤーで冬バイク楽しみましょう。