氷点下の峠越えの後の温泉が最高だった。草津→渋峠→子安温泉ツーリング

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志賀高原に上がる草津から渋峠へのルートが冬期閉鎖になる前に走ってきました。

渋峠にはバイクでは二回来ていて、最初は長野側の湯田中に降りました。二度目は白根山の活動が落ち着いていたようで、群馬川の草津に降りました。

三度目の今回は、最初と同じ長野側ではありますが、県道66号線を通って子安温泉を経由し上田まで下ります。子安温泉、なかなかいい温泉でした。

走行日: 2022.10.30

ルート

目的地は、長野の子安温泉。

目的ルートは以下3本。

  • 草津から渋峠の国道292号線、志賀草津道路
  • 長野県道66号線。
  • 菅平を抜ける国道406号線

草津から渋峠に上がるのは今回が初めて。以前渋峠を走った時には、白根山の火山活動の状態で草津からは上がれず、万座から上がりました。逆に下りは一度体験しています。

長野県道66号線は、渋峠から下る道を地図上で探していて見つけました。毛無峠の道とどちらを走ろうか迷いましたが、今回は県道66号線を選択。

国道406号線は、上信越道のショートカットができそうということで走りました。結構いい道で、紅葉もきれいでした。バイクツーリングとしては高速を走るよりも断然よかったです。

で、帰りの上信越道から関越道。紅葉シーズンでもあったし、天気も良かったしで、やっぱり関越道で渋滞していました。

関越道渋滞時には、上信越道が関越道に合流する一つ前の吉井で高速を降ります。そこから一般道抜け道を走り国道254号線の児玉に出ます。この道、ほぼ一本道みたいな感じで、渋滞することはないです

児玉からは、ずーっと254号線で帰ってきます。

途中、一部渋滞するところがあるので、そこはショートカット。全部を高速よりちょっとは早く帰ってこれたと思います。あと途中で夕食をとれたので、渋滞の時には道さえわかれば一般道に降りるのがいいですね。

ちなみに、夕食は東松山のもつ煮のまついさんです。ここはなかなかのおすすめです。

高速道路

往路: 東松山→渋川伊香保(関越道)
復路: 東部湯の丸→吉井(上信越道)

バイクの調子

チェーンの調整をして最初のツーリングです。やっぱ、メンテした後って、何となく乗りやすいというか、しっかり感があってよいです。

ツーリング先でトラブルになるのは嫌なので、最低限のメンテした状態は保っておきたいな、と実感します。

みどころ

僕のツーリングでは、大抵はルート自体が目的というか見どころになっていることがほとんどです。今回は、ルートだけでなく「子安温泉」も目的地に設定していました。

志賀草津道路 国道292号線

志賀高原周辺は、火山(白根山)の近くです。火山の近くって、なんかすごく景色的にはいいですよね。福島の磐梯吾妻スカイラインとかも最高にいいです。

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昔、スキーヤーだったころ、毎年のように志賀高原には来ていました。が、バイクで来るのとは全然違う感じです。別の場所みたい。季節が違うから当たり前といえば当たり前ですが、冬には志賀草津道路が閉鎖になっているのも要因の一つでしょう。

埼玉から渋峠に上がるには、今回のように草津から上がるルートと万座から上がるルートがあります。万座から上がるルートは有料道路で、今回の草津からのルートだと無料で上がれます。

個人的には、草津から上がる方が好きかもしれない。どっちもいいですけどね。

草津から上がる場合は、高速道路的には関越道の渋川伊香保インターが入口。万座から上がる場合には、上信越道で松井田妙義インターから小諸インターまでどこでもOK。好きなところから行けます。

松井田妙義インターで降りれば、国道18号の碓氷峠→軽井沢→鬼押し出しを走るといいと思うし、軽井沢インターなら鬼押し出し。小諸インターまで行くなら嬬恋のキャベツ畑の中を走るのがいいです。

長野県道66号線

一番の頂点になる渋峠まで行ったら、帰りはどこに降りるのか。

  • 草津 ; 今回上がった道を戻る
  • 万座 ; 軽井沢方面、毛無峠から高山方面に降りられる (今回の第2候補)
  • 湯田中 ; 冬の志賀高原への定番ルート
  • 奥志賀 ; そこから野沢温泉とか秋山郷に降りる
  • 高山 ; 今回のルート。子安温泉が目的地

と考えられるルートがあります。今回は、子安温泉に行ってみたかったので、2番目か最後のルートのどちらかということになり、最終的には最後の渋峠を通るルートをとりました。

山の中の一車線の道幅のクネクネ道です。ビュンビュン飛ばせる感じの道ではないです。なので、そこを期待している方には逆にストレスがたまるかも。

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ところどころ景色の良いところを走るので、自然の中をのんびり走りたい人向けの道なんだと思います。

毛無峠もそのうち行ってみたい。

子安温泉

自分でも、どうやって子安温泉を見つけたのかはよく覚えていないのだけど、直感的に行ってみたいと思ってました。

子安温泉 | 信州高山温泉郷の療養泉
信州・高山村にある子安温泉は温度と成分の質・濃度から医療的効果が期待できる、源泉かけ流しの「療養泉」です。

大きいわけでも豪華なわけでもなくて、お客もほぼ地元の方とのこと。でも逆に、個人的にはそんなところをめぐりたいと日頃思ってます。

ちゃんと出来上がったスーパー銭湯系だと、雰囲気的にはどこも同じ感じなので。

ご家族で運営されているような感じで、手作り感が満載です。

湯舟は一つで、洗い場は三人分。湯舟は小さめなので5〜6人も入ったらちょっと混雑感が出てくるかも。そんな小さな温泉です。豪華な設備もないです。

お湯はこげ茶色っぽい感じ。鉄かなぁ。温泉は全然詳しくないので情報的なものはわからないけど、入った感じは良かったです。

国道406号線

ルート設定の段階では子安温泉から最寄りのインターで上信越道に乗ってしまおうと思っていました。ただ長いこと高速乗るのはあんまり面白くないので、他にルートはないかなと思って見ていたところ406号線を見つけました。

この辺の上信越道は湾曲しているのでそこをショートカットするような道です。高速道路の距離が減るので料金も安くなり、一石二鳥な感じでした。途中菅平とかスキー場抜けるので、景色がよくこのルートを選んで正解でした。

といっても、途中寄り道をするような感じのところもなくただひたすら走り抜けてしまいました。

道の駅

道の駅草津運動茶屋公園

草津運動茶屋公園
ある意味、今回のツーリングのスタート地点

高速+一般道をノンストップで来たので、ここで休憩。あと、カメラとかを回し始めました。

道の駅スタンプ帳にはすでに押していたので、今回は休憩のみです。食事もしませんでした。

食事

早朝に家を出たときには、朝食抜きになることが多いです。なんか走れちゃうんですよね。

途中、コンビニで肉まん1個とか、そういうのでつなぐことが多いです。

で、昼食になりましたが、子安温泉の食事処でとりました。とりたてて、地元の物がどうとかこうとかはなくて、普通に定食屋さんな感じで、普通に定食でした。これはこれでよかったです。

ファミレスとかのチェーン店の食事は安心な感じがします。でも、こういった手作り感の高い食事も好きで、ツーリングの時にはこういった方が旅感がでます。

お土産

今回はリンゴを買ってきました。長野県はリンゴの産地なので何種類かありました。

子安温泉の玄関口が小さな市場のような感じになっていて、りんごを含め野菜とか売られていました。

りんごは家の近くでも買えます。スーパーにもたくさん並んでいます。が、当然ながら形の綺麗な商品ばかりです。それが地元の場合、傷が付いたものを安く売るようなこともあってそれを買ってきました。

見た目はともかく中身は全く変わらず値段的には半額ぐらいで、さらにいえば捨てられちゃうであろうものが商品となって消費されるので、悪いことではないような気がします。

まとめ

バイクに乗り始めて数年、ツーリング先で温泉に入るようになってきたのは最近です。

なんとなくだけど、温泉に入ったら帰りのバイクに影響が出そうというか、面倒な感じがしていてだからいつもスルーでした。

ただ今年の夏から、ツーリング先で温泉に入ったり、そもそも温泉を目指してツーリングに行くようにもなってきました。荷物の管理は少し面倒だけど、特に冬場は冷えた身体が温まるので最高ですね。

温泉に限らないけど豪華で客商売商売している感じのところよりも、地元の生活インフラの一部になっているようなところのほうが好きです。便利さや快適さよりも旅感を感じるんですよね。

最初のうちは景色のいい、走っていて気持ちのいいルートを選んでひたすら走る感じでした。でも最近では、こういった温泉や絶メシ系の食事処を好んでいます。

自分自身が年をとってきたせいか、古めのものに惹かれるものが増えてきました。以前は全然そんなことなかったんですけどね。

こんな感じでのんびりトコトコツーリングを続けていこうと思います。

次のレポートを待て!

総走行距離: 419.5Km

今回の走行距離419.5Km

おまけ ルート動画

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buga

昔サラリーマンな工業系エンジニア。
今は、人に使われるのがだめで自営業で人間系エンジニア。
20代でバイクの中型免許を取り、50代半ばの今になって初めてバイクに乗り、なのでバイクの話題が多い今日この頃。

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