2月に250cc から NC750S に乗り換えて約2ヶ月。だいぶバイクに慣れてきました。
先月は、茨城県の大洗まで行ってきました。これが新しいバイクでの初めての長めのツーリングです。特に標高差もないし、山道ではないので運転的には楽なツーリングでした。
で今回は、バイクにも多少慣れてきたことだし、山道系のツーリングです。奥多摩湖から柳沢峠を抜け大菩薩ラインで甲府におります。そこから河口湖まで行って、高速で帰ってくるルート設定をしました。
どちらかというとひたすら走るルートで、観光的なものはほとんどありません。道の駅での地域のお土産探しと、食事が走る以外での楽しみです。
結構走れた感じで、なかなか楽しいツーリングでした。
ルート
今回のツーリングは、奥多摩湖から大菩薩ルートで甲府におり、 河口湖まで走ります。その前後は高速道路を使いました 。
圏央道青梅インターで降り、そこから青梅街道を通って奥多摩湖まで行きます。
奥多摩湖から甲府までは大菩薩ラインという、走って楽しいし景色も良いルートを通ります。この向きで走ると、途中でドンと富士山が目の前に来る場所がいくつかあります。逆向きだと見えないかな…。結構雄大です。
日曜日の昼間だったせいか、「走り屋」系の人たちと出会うことはなく、怖い思いをすることはありませんでした。路面にブラックマークの付いているところもあったので、夜中は怖い思いすることがあるかもしれません。まぁ、ツーリングライダーはあまり夜走らないですね。
ちょっとだけ気を使った方がいいことがあります。自転車で走っている人たちが結構います。バイクにとってはそれほど苦にならないですが、自転車にとっては坂道の連続です。勾配も距離もあるので、どうしてもふらふらしたり膨らんで、車線の中央に寄ってくる場合もあります。
突然寄ってくることもあると思いますので、自転車を見たら、多少距離をとるようにするといいと思います。
ナビにはNAVITIMEのツーリングサポーターを使っていますが、途中で「景色の良い道路にさしかかります!」みたいなアナウンスが何度か出ました。
このルート、大好きな人も多いのではないでしょうか。YouTubeでもよく見かける気がします。
昔、圏央道が開通していない頃、休日に山梨から東京に帰る中央高速は非常に渋滞しました。そんな時に、このルートで奥多摩湖から青梅に抜ける裏道を個人的にはよく使っていました。なので何回も走っているはずなのですが、全然記憶にはありませんでした。歳だ。
全体的に舗装状態もとても良く走りやすかったので、これからも山梨方面のツーリングには、行きも帰りも使うことになると思います。
立ち寄ったところ
奥多摩湖
奥多摩湖のダムといえば小河内ダムです。
元々東京都民なので、何かしら小河内ダムに来る機会はありました。が、しかし、一番最後に来たのはもう全然覚えてなくてたぶん子供の頃。こんな歳になってまた訪れてみるとだいぶ小さく感じました。
やっぱり、ちょっと前に入った霞ヶ浦のように海のように見えることはないですね。典型的に長細い湖でもあるので、表面的にはそんなに広く見えないと思いました。
そうそう、ダムカードを集めている方っていると思います。最近は新型コロナウイルスの感染拡大防止のためにカードの配布を休止しているところが多いようです。が、小河内ダムでは配布をしていました。配っているおじさんが、この辺では小河内ダムだけだといっていました。今から収集を始める方には、スタート地点になりますね。
道の駅 たばやま
本当に人里離れた交通量の少ない山道を走っていると、小さな集落が見えてきます。だんだんと集落が近づいてきた時に、その入口にあたるところに道の駅たばやまがあります。
看板のすぐ下を左に急旋回して、道の駅に入ります。
とてもこじんまりとした道の駅です。大菩薩ラインというツーリングコースにあるだけあって、バイクもそこそこ止まっていました。
お土産
今回のお土産は、「わさび味噌」と「ラーほー」。何か目新しかったので買ってみました。
わさびが効いた味噌って、結構好み。さすがに味噌汁じゃないけど、ビールつまみとかに使うといいです。あと、ラーほーは、ほうとうをもっと多くの人に手軽に楽しんでほしいということで、ほうとうをラーメンのように食べるパック。ラーメンスープのようなものが付いていて、ほんとラーメンっぽくなります。
まぁ、手間はほとんど変わらないんじゃないかと思いますが…。
スタンプ帳
初めてバイクを買った3年前(2018年)に、道の駅スタンプラリーをやってみようとスタンプ帳買い、ツーリング中に立ち寄ったところではスタンプ押してきています。
たばやまは多摩川源流の郷なんだ。
食事
ツーリングの醍醐味の一つは、やはり地元の料理を堪能すること。遠出をしてまで、身近なファミリーレストランに立ち寄るのはちょっともったいない感じがしますよね。できれば、その土地土地の特色を活かした名産品を楽しみたいもの。
今回の山梨ツーリングでは、地元の名物「ほうとう」も選択肢にはありました。しかし、今回はちょっと違うアプローチを。観光客が多く集まるような店ではなく、地元の人々が日常的に訪れるような居酒屋風の食事処で、山梨の地元料理を堪能しました。
その地を感じながらの食事は、ツーリングの楽しみを一層深めてくれるものです。
大菩薩ラインを降りて、市街地に入ったところにある「竹春」さんです。
多分、観光客相手ではないので、 メニュー的に雑多にいろんなものがありました。
メニューだけみたら、山梨県のお店だとわかるようなものはなかったと思います。刺身とかまであったので、普通に定食屋さんですね。自分ち銘柄の清酒もありました。当然、バイクなので飲んではいませんが…。
マンゴーパフェに味噌ラーメンにピザにホッケ焼きとか、どんだけ地元密着感を減らしているんだ、って感じですよね。でも、だからこそ印象にも残るわけで、なんだか楽しい食事処でした。泊りだったら、飲みに行きたいです。
店の雰囲気というか作りというか、埼玉県にはあまりない感じで、「あぁ旅に来たなぁ…」感があって、よかったです。
料理的には、個人的な評価ではありますが、偏差値50な感じです。まっ、僕は味音痴なので、平均点しか付けられないってこともありますけどね。
いろんな食べ物があって、たぶん何を食べても可もなく不可もなくな感じだと思います。これって、普段使いしている食べ物屋さんという意味では当たり前な感じですね。何の気兼ねなく食事ができます。
知らない街に行って、こういう普通に食事ができるっていうのは、それはそれでありがたいと思いました。
店の雰囲気は、普段の自分の周りとは全然違ったし、なんとなく楽しかったです。地域の特産品を特にうまい店で、という感じの方にはあまりお勧めできないかも。
車やバイクの駐車は、何の問題もなく出来ると思います。 ツーリングで近くを通る時には安心して利用できますね。
まとめ:大菩薩ラインで味わう、のんびりバイクツーリングの至福
大菩薩ラインは、奥多摩湖から甲府まで、まさに「のんびりトコトコツーリング派」のための楽園です。高速道路のインターチェンジから手軽にアクセスでき、その美しい景色と心地よい道が魅力。
奥多摩湖側では、小河内ダム近くが人気の休憩スポット。そこから先は甲府方面へと続きますが、交通量も少なく、安心して走行できます。道は広く、勾配も優しいので、ゆっくりとしたペースで楽しめます。
途中、道の駅たばやまや柳沢峠の茶屋で一息ついて、地元の風を感じるのも良いでしょう。このルートは、純粋に風を感じ、景色を楽しむ場所です。
甲府に到着したら、温泉でリフレッシュや地元の美味しい料理を堪能。ワイン好きには、地元のワインショップも見逃せません。
次回の冒険は、ここからさらに身延方面へ。富士山を背景に、太平洋までの大回りコースが待っています。埼玉からだと500Km以上の距離ですが、それもまた一つの楽しみ。体調を整え、朝早く出発する準備をしましょう。
バイクツーリングの楽しみは無限大。3年前に始めたばかりでも、すでに多くの楽しみ方が広がっています。地元の特産品を探す旅から、長距離ツーリングまで、バイクライフはこれからもっともっと楽しくなること間違いなし!
さて、今年の夏にはどこに行こうか…。