ユーザー車検を通すためにNC750Sのフロントタイヤを交換しました。
しかしタイヤって消耗品の割にはコストがかかりますよね。車検に合わせてやると、一気に費用がかかってくるので、日頃に点検をきちっとして費用分担を分散させたいものです。
今回は車検が迫ってきたので車検整備を行いました。その中でフロントタイヤがだいぶ減っていることに気付きました。一応車検の基準には通ると思うのですが、結構ギリギリだったので念のために交換することにしました。
バイクに乗るのは楽しいですけど、維持のためのことも合わせてしなきゃいけないんですよね。
車検が迫ってきた…
大型バイクには必要な二年ごとの車検。時の流れは早いもので、あっという間に迫ってきました。
前回が初めての車検でしたが、コスト重視、時間重視、整備力向上という観点からユーザー車検に初めての車検でチャレンジしました。
今回もコスト時間重視でユーザー車検を受けることに決め、車検前の点検整備をしました。
この中でフロントタイヤの減りが想像以上に進んでいたことに気づきます。車検の基準は溝の深さ0.8mmです。が、測ってみると1.1mmの残量でした。基準値0.8mmに対して1.1mmだったので、結構ギリギリです。場所によってはもう少し残っていましたが、ギリギリなことには変わりありません。
気づいた時には車検後に交換と思ったのですが、車検検査員によっては審査の甘い辛いがあるかもしれないので、細かく見られてダメだといわれても嫌なので交換してから行くことにしました。
今まで履いてきた交換前のタイヤ
今回交換した今まで履いてきたタイヤは、DunlopのROADSMART3Sです。このバイクが納車された後に前後共に履き替えたタイヤです。
距離としては15,500Km、履いていた期間としては三年弱です。僕の主にツーリングで使う乗り方では、この距離で残り溝が1.1mmと、そろそろ寿命な感じですね。
車検の時期でなければもう少し履いていたと思いますが、いい機会だと思って交換に踏み切りました。
今回はコストやいろんなタイヤを履いてみたいという思いから別のタイヤに履き替えますが、このタイヤ自体に問題を感じたことは全くなかったので、また次に履くのも悪くないと思います。
選択したタイヤ
今回選んだタイヤはIRCのRMC810です。このタイヤは、バイク納車された時についていたタイヤです。
僕のNC750Sに対応するツーリングタイヤの中では、一番安い価格レンジのタイヤの一つです。今回タイヤ交換をお願いしたタイヤ屋さんによれば「多少減りが早いけどクセのないいいタイヤ」とのこと。
これで前後違うタイヤを履くことになりました。タイヤブランドも違うし、ゴムの劣化度も違うのでちょっと心配しましたが、特に問題はないということです。まぁ、僕の走り方がのんびりとことこツーリングで負荷をかけない走り方でタイヤの性能目一杯引き出すこととかないので、同じようなタイプのタイヤを選ぶ限り問題になることはあまりないでしょうね。
個人的にはクセがなくて特に悪い評判がなくて安いタイヤであれば何でもいいです。
タイヤ交換をお願いした店
バイクの整備は何でも自分でやってみたいという想いはありますが、現時点でやったことがないタイヤ交換しかも大型バイクのタイヤ交換にチャレンジする気は全く起きませんでした。
前回のタイヤ交換は量販店でお願いしましたが、今回は比較的近所に最近オープンした個人店を選びました。
テクニタップさいたまさんにお願いしました。
価格的に安かったこともあるし、量販店などよりもお店とお客の距離感が近いのが良かったです。僕のように過去に何度もタイヤ交換をした経験があるわけではない人間には、いろいろと相談しやすいお店の方がいいです。
年中タイヤ交換するベテランの方は利便性の追求でいいと思いますが、僕は相談できる体制がある方が良いと思っています。もちろん量販店とかでも相談はできると思いますが、個人店の方が自分のお客様感覚が出るので真摯に向き合ってもらえそうな気がします。
タイヤ交換は予約制でした。そのため行ったその場で交換できるかできないかとか、待ち時間はどのくらいになるのかといったような心配が一切ありません。予約自体に多少の面倒さが生じますが結果的にはこの方がいいと思います。
今回はフロントタイヤの交換だけだったので待ち時間もそれほどなく30分程度で作業は終わりました。
個人的にはとても良かったので次回のタイヤ交換もお願いしようと思います。
交換後のタイヤの感想
多くのこの記事を読んでくださっている方は、ここが一番の関心点かもしれません。が、しかし、個人的にそこまでレビューするような感覚がないし、今のとこ慣らし運転も終わってないので特に変な感じはありません。普通にツーリングに行ける感じです。
過去のタイヤ交換経験が2回しかないので、大層なことはいえません。が、2回とも、いわゆる皮むきは別にして、しばらくの間タイヤが馴染むまでだか、なんとなくふわふわ感がありました。今回はそれを感じるほどまだ乗っていませんが、しばらくはあるだろうなと思います。
どこだったかタイヤメーカーの人が、タイヤにも慣らし運転はある程度必要だという話をしているのを聞いたことがあります。今は、そんな範疇なのかと思います。昔、4輪を買ったときもディーラーの人に最初の100Kmだか200Kmだかはタイヤを慣らすためにもゆっくり走ってくれといわれた記憶があります。今は技術革新でそんなことはないかもしれませんが、どうなんでしょうね。
まとめ
タイヤは、比較的コストのかかる消耗品です。今回交換したIRCのRMC810は、僕のような「あまりブランドを気にせずとにかくツーリングにコストを掛けずに行けるようなものなら何でもいい」という人にはお勧めできるタイヤだと思います。
これで満足できないようなハイスペックな方々はいろいろな情報や経験もお持ちだと思いますのでこの記事はあまり役に立たないと思います。
250ccを超えるバイクであれば車検が二年ごとにあります。そこを一つのチェックポイントとして交換を考えていくのもありですね。ちなみに、リアに関してはまだまだいけると思ったので、今回は交換をしていないです。リアを交換するときは、前後のタイヤブランドをそろえるつもりです。
僕だけかもしれませんが、タイヤっていつも見ているようであんまり見てないです。たまには減り具合とかよく見てあげる必要があるなと思いました。サーキットを走るような方は年中減るので年中見ていると思います。が、ツーリングする方などはあまり見ないような気がするので、たまには目視による点検は必要ですね。
気がついたらタイヤがボロボロでスリップしたなどという最悪な状況だけは回避して、楽しく快適なツーリングをしましょう!
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