NC750S(RC88;2016)は、そこそこ廉価版のバイクなので、それなりにコストカットされている気配が漂います。
フロントヘッドライトとテールランプは純正でLEDのようですが、ウインカーとナンバー灯は白熱球です。
フロントウインカーはポジションランプを兼ねているので常時点灯。省エネ化と高寿命化のためにすでにLED化しています。
今回は残っているナンバー灯をLEDに変えようと思いつきました。
ナンバー灯のLED球が中途半端に切れていたので交換した
まずは様子を見てみようと開けてみると、前のオーナーさんによって既にLED化がされていました。ただこの交換されていたLED球には発光体が五つあるのに、このうち二つが点いていない。どうも、切れている感じ(元々を知らない…)。

そういう目で見てみるとナンバー灯は暗いし、均一に光っていないです。
ということで新しいLED に交換しました。
LED電球のチョイス
純正ナンバー灯の規格はT10。
よく使われるものですね。ナンバー灯やポジションランプ、車だったら室内灯とか。なので、Amazonで探すとどっさりと出てきます。
検索すればたくさんのT10 LED電球が出てきますが、その中で選んだのはこちら。
T10は沢山あるのでお好きなものを選択するといいと思います。自分がこの電球を選んだ理由はこんな感じ。
- LED球
- 日本の会社が販売している
- 一個売り
- 安い
Amazonで物を買うとき、場合によっては勝負して中華を買うことがあります。が、今回は無難なところで日本の会社が販売している製品を買いました。特にスフィアライトはLED製品をたくさん出しているのでリスクが小さいだろうと。
自分の中では一個売りも割と大事でした。T10は車のポジション球として買う人が多いので二個入りの商品が多いです。予備にとっておくのはいいかもしれませんが、すぐに手に入る物なのでやめときました。
価格的にも一個売りの日本の会社販売については、Amazon内では最安値だったかもしれません。中華の10個1,000円みたいなのは今回は怖くて使えません。前のオーナーさんが入れてくれてたLEDは中華っぽいし。

ということで、スフィアライトのLED球を選びました。
取説に、「自動車及び二輪車のポジションランプ・ルームランプ・ナンバー灯以外の用途で使用しないでください。」という記述もあって、専用感があってよかったです。個人的にはこれ一択かな。

交換作業
交換はとっても簡単。
バイクメンテナンスというかカスタムというか、自分で交換する作業としては最も簡単なものの一つだと思います。
多分どこの家にでもあるプラスドライバーでネジ2個を外すとカバーが外せます。すると電球が見えます。あとは電球をただ引っこ抜くだけ。特にロックが掛かっているわけでもないので、本当に簡単。
電球を交換したらカバーを取り付ける前に動作確認します。メインスイッチを入れて点灯すればOKです。
気を付けないといけないのは、LED球は製品によって極性(取り付ける向き)があること。
装着後に動作確認をして点かないからといって焦ってはいけないです。もしかしたら極性のある製品かも。今回、僕が使ったスフィアライトのものは無極性の製品なので、ちゃんと差し込まれていて初期不良さえなければ一発で点きます。
装着後の動作
特に問題なく、明るく点きました。

ナンバー灯は車検時にはチェック項目です。なので、前の状態だとアウトだったかもしれないです。検査が昼間で目立たないし、覗きこまないと見つけられないので、検査官の見逃しで通ってしまう可能性もあります。ただ、ちゃんとしておいた方がいいでしょうね。
保安基準という意味でも、車検対応、ナンバー灯対応の製品を使うといいと思います。
まとめ
今回のLED球への交換は、たまたまふと思いついたところから始まりました。定期的な点検とか整備とかそういうことではなかったのですが、たまたま見つけられて良かったです。
どのぐらいの難易度までの整備を自分でやるかは、人によってできることが違うので難しいところがあります。でも、NCの場合であれば、ナンバー灯交換は自分でやるといいと思います。自分で作業するメリットが大きいし、デメリットはほとんど感じられないし。
交換前後の光り方を比べると、ちゃんと明るく点くって気持ちいいです。ちゃんと整備している感もあるし。
微々たるものではありますが、省エネでバッテリーに負荷を掛けなくなるし、白熱球よりは長寿命だと思うし、コスト的にも大きくない方なので交換は必須かな、と思います。
普段、夜はほとんど走らないですけど、先日峠道を暗くなってから走りました。交換しておいてよかった。これで夜の安心感が少し増しました。
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