国道299号線でのバイクツーリング:酷道から絶景までの両方を楽しむ

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国道299号線。この道は険しい「酷道」の一面を持ち、群馬県と長野県の県境にある「十石峠」がその代表例です。年中工事閉鎖されるこの峠は、厳しさと美しさが同居する場所。一方で、息を呑むような絶景もこのルートには存在し、その代表地として「八千穂高原」や「麦草峠」が挙げられます。

2023年5月21日(日)、国道299号線には飯能市で入り、蓼科まで走りました。前後の移動を含め、総走行距離は約430Kmです。僕のNC750SはDCTだし、楽にまさに楽しく走ってこれました。

この一日で走った感じや立ち寄った場所などをお伝えします。興味を持っていただけたら、この記事を最後までお読みいただき、一緒にこの旅を体験していただければ幸いです。

全体的なルート

メインルート(一般道)

今回のメインルートは、自宅から国道16号線で川越を抜け飯能で国道299号線にのり、そこから蓼科までひたすら国道299号線を走るというものでした。

このルートは、バイク乗りにとって非常に魅力的な道が多く、初心者の方にも楽しんでいただける内容となっています。

移動(高速道路)

今回の高速道路での移動は以下の通りです。行きに相当する部分では高速道路は使っておらず、すべて一般道を走っています。

行き/帰り高速道路インターチェンジ距離
帰り中央道双葉スマート→大月47.8 Km
帰り圏央道あきる野→川島38.2 Km

高速道路を使うことで、効率よく移動することができました。特に帰り道では、疲れもある中でスムーズに帰ることができたので、非常に助かりました。

ここから先は、「立ち寄った場所」について詳しく紹介します。

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立ち寄った場所

ツーリングの楽しみの一つは、立ち寄る場所での発見と出会いですね。今回のツーリングでは、国道299号線を中心に、様々な場所に立ち寄りました。それぞれの場所には、バイク乗りにとっての魅力がたくさん詰まっていました。

立ち寄り先の全体像

立ち寄り先到着時刻
道の駅 果樹公園あしがくぼ7:52
道の駅 うえの9:37
十石峠10:35
レストハウスふるさと11:46
道の駅 ビーナスライン蓼科湖13:12

立ち寄り先

道の駅 果樹公園あしがくぼ

到着時刻: 7:52 埼玉県民や国道299号線をよく走るバイク乗りには有名な道の駅です。山梨県の道志みちと同じような位置づけの場所で、親しまれています。

僕がツーリングで立ち寄ったり、目の前を通過するのはたいてい多少遅めの朝です。この道の駅までの国道299号線には、ツーリングやドライブの方が多く、あまり暴走系の人はいないです。が、たまにニュースで取り上げられるように、ハイスピード&スラローム系の人たちも存在するようで、危ない場面も結構あるようです。

なんかすごいのが後ろから飛んできたら気を付けましょう。って、ここだけに限らないですけどね。特に多めらしいので。

【バイク駐輪情報】

バイク駐輪スペースは一応あるのですが、バイクが多すぎて入りきらないことも。ただ、周りのバイクにならって停めればOKで、停められないことはまずないと思います。

道の駅 うえの

到着時刻: 9:37 人里離れた感じの場所にある道の駅。今回は、ここでこの後のルート選びで十石峠を越えるか、国道254号線の方に流れるか迷いました。最悪戻ればいいと思い、まっすぐ十石峠方面に行くことにしました。結果、特に問題なかったので、十石峠方面でよかったです。

十石峠

十石峠

到着時刻: 10:35 酷道299号線を走り抜けてきた先にある十石峠。展望台は朽ちて立ち入り禁止になっていますが、静かで落ち着いた場所です。

一応トイレはあります。が、自販機とか売店とかはないです。ただ駐車場があるだけ。ただ、のんびりはできます。

事前情報では、大きめの意思がごろごろしていて危ないところもあるということでしたけど、実際にはそうでもなかったです。

走った翌日から工事のため閉鎖になるとのことで、走れてよかったです。2023年10月に工事終了予定のようです。

【バイク駐輪情報】

休憩スペース前が駐車場になっており、交通量がほとんどないので、何の問題もなく停められます。日曜日に走ったのですが、特に混雑とかないです。というか、ガラガラです。

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レストハウスふるさと

到着時刻: 11:46 絶景ポイントで大好きな場所。季節によってはお店が営業しており、軽い食事や買い物が楽しめます。

昼ごはんに近い時間でしたけど、蓼科の道の駅で食事をしようと思っていたので、ここでは少しだけおやつ休憩みたいな感じでした。あまり食事メニューを見ていなかったのだけど、あとでウェブサイトを見ると、ここでご飯を食べてもよかったな、と思います。

長野県小海町・メルヘン街道沿いの飲食店 | レストハウスふるさと

冬が近くなると営業されなくなります。すると、駐車場というか、店の脇に出されているテーブルなどがしまわれ、そこが絶景を背景にできる撮影ポイントになります。こういう写真はあまり撮れるところないです。

299ふるさと
この写真は以前に撮ったものです。
【バイク駐輪情報】

専用スペースはないけど、容量が大きく何の問題もなく停められます。

道の駅 ビーナスライン蓼科湖

到着時刻: 13:12 新しい道の駅で、リゾート価格のお店が並ぶエリア。本来は、地元の人が日常として使うようなお店に寄りたいと思うし、そういう道の駅が多いけど、さすがリゾート地。そんな感じ。

今回のツーリング中の食事はここでとりました。

apron mark
APRON MARK | 蓼科BASE
【バイク駐輪情報】

充分なバイク用のスペースがあります。微妙に傾斜があるのでちょっとだけ注意が必要かもしれません。

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ツーリングのハイライト:国道299号線の多面性を体感

国道299号線といえば、多くのバイク乗りにとってはお馴染みの道。しかし、今回のツーリングでその多面性に改めて気づかされました。一言で言えば、この道は「多面性の宝庫」です。

お馴染みのスポットから未知の風景へ

まず最初に目指したのは「道の駅 果樹公園あしがくぼ」。埼玉県民やバイク乗りには有名なこのスポットは、いつも賑わっています。しかし、その先はまるで別世界。交通量が減り、秩父市街を抜けると、ほぼ車の姿が消えます。そこから先は、心地よい風と美しい風景がバイク乗りを待ち受ける、穏やかな田舎道が広がっています。

危険と美しさが共存する「十石峠」

次なるハイライトは「十石峠」。この場所は「酷道」とも称され、狭くてクネクネした道が続きます。一見すると、これが国道だとは思えないほど。立ち入り禁止となっている朽ちた展望台もありますが、その周囲の静けさと自然の美しさには心を奪われます。

絶景と安らぎのスポット

十石峠を越え、佐久穂方面へと進むと、道は一般道に変わります。ここからは八ヶ岳系の山道が始まり、道は整備されていて快適です。ここから先のキーワードとしては、「八千穂高原」と「麦草峠」。

特に八千穂高原にある「レストハウスふるさと」は、個人的には絶景ポイントとして超おすすめ。軽食やショッピング、トイレ休憩もできるので、ここで一息つくのは最高です。

ここが閉まっている時期には、駐車場の縁が絶好の写真撮影ポイントとなります。

リゾート感あふれる終着点

最後に立ち寄った「道の駅 ビーナスライン蓼科湖」は、新しい施設でありながらリゾート感が漂っています。価格は少し高めですが、その分、おしゃれな空間で心地よい休憩が楽しめました。

十石峠を越えてきた感じとは正反対で、不思議な感じです。

まとめ

今回のツーリングは、国道299号線の多岐にわたる魅力を堪能するものでした。都会の喧騒から離れ、自然の美しさ、静けさ、そしてリゾート地のおしゃれな空間まで、バラエティに富んだルートが楽しめました。

特に、酷道としての一面とリゾート地のギャップは、バイクでのツーリングにおいて新しい発見でした。これからも、このような未知のルートを探求していきたいと感じています。

【総走行距離】 426.8 Km

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buga

昔サラリーマンな工業系エンジニア。
今は、人に使われるのがだめで自営業で人間系エンジニア。
20代でバイクの中型免許を取り、50代半ばの今になって初めてバイクに乗り、なのでバイクの話題が多い今日この頃。

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