埼玉では桜はもう終わりです。特にこの時期は風が強かったり雨が降ったりするので、一気に散ってしまうことがあります。なかなかうまくいきませんね。雨の中でも濡れずに花見ができたら…、そこまですることはないか。
で、雨。個人的にはかなり嫌です。雨が降ったら外には出たくないです。でも、どうしても移動しなきゃいけないこともあります。ロンツーにの帰りに降られることもあります。だから、なんでもかんでも防水にしたくなります。
で、RSタイチの防水ヒップバッグRSB270を買いました。
以前より目をつけていて、でもちょっと高いなぁ…と思っていて、そうしたらNAPSで春のセール品になっているの見つけました。42%オフ!これはでかいです。※5,200円→2,980円(税別)
ということで、サクッとNAPS埼玉店まで買いに走りました。
で、お店に着くと、ありました!ワゴンにドカッと乗せられていて、まるで在庫処分品の大売り出しのようです。
色は自由に選べるほど在庫してました。で、僕はバイクが青白のツートンなので青にしました。カモフラージュもよかったな。二つ買ってしまおうかとも一瞬思いましたよ。まぁ、色は個々の趣味なので好きなものを買えばいいですね。
使い勝手
早速、銚子犬吠埼までのソロツーで使いました。
荷物の積載ツールとしては、大き目のタンクバッグとバイク用じゃない防水バッグをリアシートにくくりつけたものと、そして買ったヒップバッグです。
ツーリング時には、必ず合羽を持っていきます。本当に雨が嫌なんです。で、合羽は防水バッグに入れてリアシートにくくりつけます。帰ってくるまでたいてい開けません。あと朝寒くて着ていたものを昼に脱いでバッグに詰めて帰ってくることもあります。
その他にスマホ、充電池、眼鏡等々、カメラなどはタンクバッグへ。あと、地図や道の駅のスタンプ帳とかも。
貴重品は今までレッグバッグに入れていました。太ももですね。が、今回は買ったばかりのタイチのヒップバッグへ。
このRSタイチのヒップバッグの容量は公称5Lです。が、個人的な感想として実際には2Lペットボトルが2本入るほどのスペースはありません。水を直接入れたら入るのかもしれませんが、それは規格的な数字で、あまり意味ないかな。
実際には手のひら二個分ってとこかな。
このヒップバッグに長財布とメガネとスマホと手帳とペン、そのぐらいしか入れていません。これで半分ぐらいな感じでギュウギュウ詰めにならずちょうどいい感じです。少なめにしておけば、物の出し入れが簡単です。
なので、この大きさだと1泊2泊は無理かな。日帰りなら全然問題ないです。
もちろん何泊もするような時でも貴重品は身につけておいた方がいいので、そういう用途なら使いやすいです。
使ってみて気になるところ
ヒップバッグはバイクに乗った時にシートバッグやシートの段差と多少干渉します。付け心地としては悪いです。が、これはタイチのヒップバッグに限らない話で、どこのメーカーのどのヒップバッグでも同じでしょうね。
今回のツーリングでもシートに合羽をくくりつけていたので、それと少し当たっていました。あまり気持ちの良いものではありませんね。
なにかしら、多少の工夫は必要でしょうね。僕はちょっと考えます。
レッグバッグ vs ヒップバッグ
個々の製品によって形が微妙に違うので、単純比較にはなりませんが、レッグバッグとヒップバッグの比較を体験に基づいてしてみたいと思います。
まず身体に装着時のベルト位置というか巻き方というかが違います。
どちらも腰にベルトを巻きます。僕の場合だけかもしれませんから、レッグバッグは、ジャケットの下にベルトを巻く。つまりレッグバッグをつけてからジャケットを着ます。
ヒップバッグは逆です。全部着てから最後にバッグをつけます。ジャケットの上にきますね。
レッグバッグはベルトから下に垂れ下がる感じなのに比べ、ヒップバッグはベルトの高さに物が入るという違いからくるのかな。ただ、もしかしたら僕だけかもしれないです。
これは好みの問題だと思いますが、僕はヒップバッグ型の方が好きでした。レッグバッグは荷物までが少し遠いので出し入れが多少やりにくいのと、太ももに巻くバンドはあまり好きじゃないです。結局とっちゃたり…。
操作性
レッグバッグは位置を変えてごそごそと中を探すことはできません。つまり、物を取り出す時、脇の下の方まで覗き込むような感じになります。そして自分の取り出しやすいポジションで取り出すということはできないです。
まぁ、あまりものを入れなければ、手を突っ込んで手探りでも全然問題ないです。この辺は、使う人の好みですね。それほど大きな選択要因にはならないかな。
ヒップバルクは、ぐるっと前に回して腹の前まで持ってくれば、出し入れは非常に楽です。腰バンドの巻き具合にもよるので、一概にはいえませんけどうまい具合に調整できれば、前後するするに動かせます。
操作性では、ヒップバッグが上だと感じています。
身体に密着する部分の蒸れ具合などは製品ごとに違うだろうから比較できないです。ヒップバッグで蒸れは今のところ感じたことはないです。レッグバッグも全然ないですね。あまり気にしなくてもよさそう。
着け心地
これも全然選択要因にはならないかもですけど、バイクに乗っているときに脚、しかも片側だけに何かがついている感触が嫌な人はヒップバッグになるでしょう。尻というか腰に重みを感じるのが嫌な人はレッグバッグ選択になりますね。
シート、シートバッグとの干渉
ヒップバッグを使いだして思うのが、シートやシートバッグとの干渉すること。これは、結構気になります。
GSR250(に限らないけど)は、シートのライダー座面とタンデム座面に段がついてます。この段差にヒップバッグが多少当たるんですね。おさまりが悪いです。あと、シートバッグを使っていれば、これとも多少当たるかもしれないです。僕は当たっていますね。
これらが気になる人とならない人がいるので、ならないならいいですけど気になる人はレッグバッグの方がいいでしょう。
僕自身、使い勝手というか荷物を運ぶという意味ではヒップバッグの方がいいのですが、この干渉が気になるのでレッグバッグを使うことも多いです。ただ、ちゃんとしたシートバッグを使って積載量を増やせたらどちらも使わなくなっちゃうかもな、とも思います。
今後の課題かな。
まとめ
ヒップバッグ、ウエストバッグはたくさんの商品があります。同じメーカでも容量や微妙な形の違いでいくつかの種類が売られていたりします。
だから、選択には困りますね。
この、RSタイチのヒップバッグは防水が売りです。RSタイチにもヒップバッグはいくつかありますが防水はこれだけ。なので防水がいいなという方にはお勧めです。競合は他社の防水物です。全般的にはあまり変わらないです。
貴重品+アルファにはちょうどいい大きさな感じがしているし、細かいところに配慮も行き届いている感じなので、買っても大きな失敗感はなさそうです。
気になる点もあるので、その辺が多少の工夫で克服できたら、ものすごく便利なアイテムです。ちょっとお勧めしたいかな。ぜひ使ってみてください。