ヘルメットにbluetooth接続でスピーカーを埋め込んだ話

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やっぱり、バイクにはナビゲーションはものすごくありがたいし、さらに音声案内があればもっとありがたいんだと実感をしている今日この頃です。

というのも、ようやく感がありますが、ヘルメット内にbluetoothのスピーカーを付けました。ぶっちゃけ、簡単だったし、それほど費用も掛からないし、運用するのに手間は掛からないし、もっと早くつければよかったなと思うし、読んでくださっているあなたには特に嫌なんじゃなければつければ、と思います。

なので、ヘルメットにブルートゥース接続でスピーカーをつけるってどうなのよ、という辺りを書いていきたいと思います。

ヘルメット内スピーカーを装着するまで

約1年前にバイクに乗り始めて、最初はその辺を回ってくるだけでヘトヘトになる感じでした。だから、ホント近所しか走り回れず、ナビも何も必要なかったです。だいたい知った道だったし。

それが、最近では、高速込みで300Km/日くらい走れるようになり、走る範囲が広がってきました。

初めての道を走ることが普通になってきたので、必要になってきたのがナビゲーション。ツーリングマップルRも買いましたが、老眼で印刷物を見るのはきついです…。いちいち眼鏡をかけないと…、となり事実上休憩時じゃないと確認できないです。

そこで、スマホナビを導入しました。ただ、ハンドル周辺にスマホナビをつけただけでなので、いつもチラチラ画面の確認をしないといけないです。ないよりは何倍もいいんですけど、小さい画面をパッと見での確認がうまくいかない。老眼だし。で、ミスコース連発でした。

で、「やっぱ音声案内だ!

という結論に達するわけです。事実上、ナビが見える範囲にあるだけじゃきついです。音声案内は必須ですね。

部材と取り付け

今回僕が構築したシステムは、bluetoothレシーバー+ヘッドホン改です。

この二つ。bluetoothレシーバーはアマゾンで見るとたくさんあります。どれにすればいいのか迷います。僕も迷いました。

この辺の製品はどんどん入れ替わってしまいます。大きさ的に小さくて、電池の持ち時間が長いというのが特にポイントで、今だったらこんな感じ。

ヘッドホンは改造するといいです。改造といっても、耳に引っ掛ける部分をとるだけ。耳に引っ掛ける部分があると邪魔ですね。この辺のやり方は、ネット上に探せばたくさんあります。ヘルメット内蔵専用にしてしまいました。

ヘルメットにつけるのは、それほど苦労しませんでした。(ヘルメットはOGK Kabuto KAMUI-2)

どちらも、マジックテープを貼って、脱着可能にしてあります。特に、レシーバーは充電しないといけないので、簡単に脱着できることが望ましいです。1日使ったら充電みたいな。15時間使えるということなので、電源を気にせず夜に充電で行けると思います。

ヘルメット内にマジックテープでつけたのは、このレシーバーにはマイクがついていて、「通話」にも使えるからです。

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使い道

基本的にはスマホとbluetooth接続をしているので、いろいろなことができます。

ナビの音声案内を聞く

ナビを使っていれば、音声案内がヘルメット内のスピーカから聞こえるようになります。個人的には、主目的で、ほかの使い方はほとんどしていないです。これのためだけにスピーカーを設置する価値が僕にはありました。

音楽や音声コンテンツを聞く

バイクに乗っていても音楽を聴きたいっていう人は多いはず。結構しっかり聞こえます。あと、podcastをスマホに入れておけばそれも聞けるし、オーディオ系のコンテンツも聞けます。

電話やLINEなどで他者と通話する

レシーバーにマイクが付いているので、走りながら他者と通話できます。

僕も、実験的に知人とGoogle Hangoutsで会話してみました。走りながらでも外と会話できるってすごいですね。これも運転には気を付けましょう。

インカム代わりにするにして一緒にいる仲間と会話する

YouTubeなどをみると、仲間と話しながらツーリングをしている様子を見ることがあります。そういったことができます。この記事では、レシーバーの紹介をしているので、ちょっとした工夫が必要です。また、仲間にも同じような環境を作ってもらう必要があります。

あとで書きますが、インカムとして使うのなら最初からインカムを装着するのがいいかもしれませんが、一応使えるということで列挙してみます。

LINEなどの無料通話を使う

仲間同士でLINEグループやGoogle Hangoutsの会話機能を使う。1日中使っても数百MBのデータ量のようです。使えそうなアプリを下にリストしてみました。他にもあると思いますが、メジャーなところではこんな感じ。個人的には、Viberが安定していた気がします。

データー通信料に関しては、1日使っても100MBくらいなようなので、事実上気にする必要はないです。また、どうしても少しでもデーター量を減らしたい場合には、低速モードで運用するといいです。会話だったら、速度的に問題ないようです。これなら完全無料ですね。

また、LINEのSIMなら、会話に必要なデータは無料になりますね。これは結構お得かも。

  • LINE
  • Facebookメッセンジャー
  • Whatsup
  • Viber
  • Skype
  • etc

スマホ同士を直接つなぐ

自分のスマホと相手のスマホを直接wifiやbluetoothで接続してwifidirectphoneなどの専用アプリでインカム機能を実現することも可能です。まぁ、ここまでするなら最初からインカムを買った方がいいかもしれないです…。

今のところ、僕も実験してみてますがうまくつながっていません。なんでだろう…。

bluetoothレシーバーよりインカム?

スマホの音声(音楽やナビの音声案内)をヘルメット内スピーカーで聞くには、「インカム」と呼ばれている商品も使えます。B+COMとかですね。Amazonなら安い中華製品も5,000円位からあります。

では、レシーバーとインカムとどちらがいいのか。

ツーリングはほぼソロツーで他の人と話しながら話すことがない方は、費用勝負でレシーバーです。他の人と話しながら走るのであれば、インカムの方がいいです。

あと、インカムはだいたい防水処理されています。なので、ヘルメットの外側につけっぱなしができます。レシーバーは防水処理されていないものが多く、ヘルメット内装着になるので、この辺も考えどころです。

レシーバーインカム備考
価格×
音楽
通話電話、LINE、Google Hangouts等 / 操作性はインカムが良い
会話×一緒のグループ内

この辺のことを考えながら、ご自分に適した方を選ぶといいと思います。僕はマスツーとかする機会が今のところないので、単純にスマホのナビ音声が聞こえればいいというのとコスト安でレシーバーにしました。が、拡張性を考えたら、中華インカムでも良かったかなとは思っています。

まとめ

世の中の電子機器が進歩していて、バイクでの通信環境も日々進歩しています。5年前には事実上バイクに乗りながらスマホの音楽を聴いたり、ほかの人と話すことなんてあまり考えられないことでした。スマホ自体の普及率だって、まだそれほどでもなかったと思います。

それが今では2,000円から3,000円くらいの費用でも実現できるようになったし、技術的にもそれほど難しくはないです。なので、ぜひヘルメット内にスピーカーを埋め込んで、音楽を掛けながら、スマホナビでルートを教わり、安全で楽しいバイクライフを送っていただけたらなと思います。

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buga

昔サラリーマンな工業系エンジニア。
今は、人に使われるのがだめで自営業で人間系エンジニア。
20代でバイクの中型免許を取り、50代半ばの今になって初めてバイクに乗り、なのでバイクの話題が多い今日この頃。

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