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伝統の一品なハクキンカイロが温かい、バイク乗りの冬ツーリングを温かくこなそう!

この記事は約6分で読めます。

1月に入ってだいぶ寒くなりました。それでもバイクに乗り、冬ツーリングするには、それなりの防寒対策が必要です。

今では温かいウェアに加え電熱系のアイテムも多く売られています。

  • グリップヒーター
  • 電熱ジャケット
  • 電熱グローブ
  • 電熱つま先ウォーマー

などなど、探せばいろいろなものが出ています。

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ただ、個人的には冬シーズンのためだけに電源系統を装備するのはあまりやりたくないです。そこで温かいグッズなどをチョイスして使うわけですが、その一つとしてハクキンカイロを試してみました。

ハクキンカイロは、何10年も前から使われている信頼性の高いものです。また、使い捨てカイロなどに比べると、熱量は10倍以上もあってかなり温かいし、コスパにも優れています。

もちろん良い点だけではなく、使うために工夫が必要なところもあります。その辺を上手に使っていけばいいので、ハクキンカイロについて紹介します。

ハクキンカイロ

ハクキンカイロには3種類の大きさがあります。大・中・小と思えばいいと思います。それぞれ大きさが違います。この大きさが、燃料をどれだけ蓄えられるかの違いなので、熱量(暖かさ)に違いはありません。

僕が使っているのは「」です。一番小さいもので、燃料満タンで18時間温かさが持続します。これだけ継続すれば充分ですね。実際、早朝に家を出て、遅めに帰ってきても事足りています。

一般的な使い方はYouTubeを探せば沢山でてきます。基本的には本体に燃料を入れて、火種をつける感じ。

この火種は、燃えているわけではなくて、燃料を熱に変える化学反応の引き金です。18時間の間、化学反応で熱を出すので、火はついていません。だから安全なんですね。

メリット

使い捨てカイロに比べてのメリットを上げてみます。

  • 繰り返し使える
    ゴミがでません。
  • コスパがいい
    初期投資は一番小さい「ミニ」で2,000円強。運用的には一日12時間使うとして、約20円弱です。使い捨てカイロも12時間物で一つ20円程度で買えます。が、熱量がまるで違います。
  • 温かい
    ハクキンカイロのウェブサイトによれば、熱量は使い捨てカイロの13倍。使い方によっては、温かいを越えて熱いくらいに。
  • 効果時間がある程度は決められる
    使い捨てカイロは、途中で使用をやめることは基本的にはできません。ハクキンカイロも基本的には途中で止められませんが、燃料の補充量で稼働時間をある程度はコントロールできます。

デメリット

  • 温度調節ができない
    発熱する温度調節機能がありません。そのため、温度調節をしよと思ったら、タオルを用意してくるむとか、そんな感じの方法をとる必要があります。まぁ、使い捨てカイロでも温度調節はできないのですが、熱量(温度)が違うので、より気にしないといけないです。
  • 本体が硬い
    本体が金属でできているので、形が全く変わりません。そのため、湾曲部分には使いにくいです。たとえば、足首に着けたいとか思ってもちょっとやりにくいです。大きいサイズのものであれば、かなり難しいと思います。腰やお腹などの比較的湾曲の少ない部分でしか使えないかな。
  • ベンジン臭がする
    ベンジンを燃料にしているので、どうしても臭いがします。好き嫌いの分かれる臭いでもあるので、苦手な方は使えないかも。ただ、燃料によってはあまり臭いのしないものもあるようなので、探してみるといいかもしれません。メーカー推奨の燃料は、臭い対策はしているそうですが、無臭にはなっていません。
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僕の使い方

僕のバイクで冬ツーリングでの使い方を紹介します。まだ試行錯誤中ではありますけど…。

今のところ、ミニを3個用意して試しています。

どなたかのウェブサイトだかで見ましたが、手首の手の平側につけると指先まで暖かくなるそうです。これは今試し中で、なかなかいい感じです。ただ、この場所に固定が難しくて、サポーターのようなものを用意しないといけないかなと思っています。

太もも

あと、寒くなる場所としては、太ももがあります。太もも、寒くないですか?考えてみれば、上半身は重ね着しやすいですが、下半身は少なめですよね。

僕の真冬ツーリング仕様では、上半身は薄いインナーから一番外のバイク用ジャケットまで5枚は着ます。でも、下半身はタイツとパンツ、それにオーバーパンツ系で2枚か3枚です。少ないですよね。

で、今は、ネックウォーマーを改造して、太ももに巻くようにしてます。そこには、ハクキンカイロを付けられるようにもしてあります。これを使うと、オーバーパンツはなくてもいい感じになるので、トイレがすごく楽ですね。

首筋

首筋を温めると全身が温まるといわれます。で、試してみました。たしかに、かなり温かいです。

どんなことをしたかというと、ネックウォーマーをして、後側を下から外側に折り返して、その隙間にハクキンカイロを入れました。こんな感じ。

これ、かなり温かいです。ここは、電熱系のグッズも入りにくいところなので、あなたにも試して欲しいです。

今はさらにアップグレードしてます。首筋を覆い、しかもカイロを入れられる発熱ウォーマーを使っています。

これで、かなり首筋から上半身が温まります。

胸は、首からハクキンカイロをぶら下がます。本当に寒いときには温めているのがわからないくらい何も感じません。そんな時には、なるべく肌に近い、インナーのすぐ上とかにいれます。

が、気温が10℃を超えるあたりからは、逆に熱すぎる感じになります。こうなってくると、なるべく肌から遠いジャケットに近い方にいれます。こんな感じで、多少の調整が必要です。場合によっては外します。

まとめ

すべて電熱グッズを使えばハクキンカイロは不要です。でも、個人的には冬にしか使わないアイテムのためにバイクに電源をつけるのが何となく嫌でした。使い捨てカイロは熱量が足らなくて、使っているのか使っていないのかがわからないくらいです。

そんなこともあって、ハクキンカイロをテスト導入しました。思い起こせば、何十年か前の小学生だった頃、卒業式の練習を寒い体育館でやっていて、その時にハクキンカイロを持って臨んでいた記憶がある懐かしいものです。それだけの年月使われているものなので、信頼性は高いです。

また、最初に火を使うし、とても温かいものなので、中に火があると思っている方も多いです。が、そんなことはなく、中で火は燃えていません。温かさは酸化熱によるもので、火がついているわけじゃなく安心です。(それでもやけどのリスクはあるけど)

ということで、まずは一つで試してもらってもいいと思います。きっと役立つと思います。バイク以外でも使えるしね。

冬バイクは道路がすいてて、空気が澄んでで、食べ物がおいしくて、防寒対策さえ取れればかなりのツーリングシーズンだと思ってます。温かくして、冬ツーリングを楽しみましょう!

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buga

昔サラリーマンな工業系エンジニア。
今は、人に使われるのがだめで自営業で人間系エンジニア。
20代でバイクの中型免許を取り、50代半ばの今になって初めてバイクに乗り、なのでバイクの話題が多い今日この頃。

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