昭和のバイク小説「湾岸道路(片岡義男)」を読んだ。

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先月、何かの拍子にラジオだか誰かのブログだかで片岡義男さんの名前を聞きました。で、その中で話題になっていた長距離ライダーの憂鬱を読んでみました。

片岡義男さんは若かりし頃によく読んでいて、なんか懐かしくなって続けて「湾岸道路」を図書館で借りました。もしかしたら実家の本の中には埋もれているかもしれないけど、すぐに読んてみたかったので。

いや、懐かしいし、やっぱり当時の「かっこいい」といわれたのがそのままでしたね。今の時代のかっこよさとは違うけど、50代以上の人にはわかるというか。

その直後に、確か映画化されていたということで映像を探してみたらありました。草刈正雄と樋口可南子が主役です。ふたりとも若い。

本、文章を読んでいくと今とあまり変わりがない感じです。普通にカフェで話が始まり、買い物、クレジットカードの話とかスポーツジムが出てきたり、高速道路もある。

なんていうことを書くと、若い世代の人には当たり前じゃないかという感想しかないと思いますが、この変化の大きい30~40年間を知っているおじさんたちには、意外と「変わってないな」という感想を持つものです。

映画を見ると、古い感じはしますよ。動画の解像度も今と比べればかなり低いし。

ということで、特に何がオススメってことではないのですが、何となくバイクに乗れないときとかに、バイク小説を読んでみるのもいいかなと思うことがあります。

最近では、あまりこういう小説はないかもしれないので、昭和のころの作品を探してみるのもいいかもね、って感じです。

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buga

昔サラリーマンな工業系エンジニア。
今は、人に使われるのがだめで自営業で人間系エンジニア。
20代でバイクの中型免許を取り、50代半ばの今になって初めてバイクに乗り、なのでバイクの話題が多い今日この頃。

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