いや、癒されました。バイクで癒しを得る。それがソロツーリングです。今回はそのソロツーリングをしてきました。
今回は2023年7月2日(日)に僕が走ってきた群馬→長野→山梨のバイクツーリングレポートをお届けします。
今回の目的は、心身ともに疲弊してきた自分を癒すために、景色の良く快適に走れる、自分的には大好きなルートを無心になってひたすら走ることでした。それでは、どのようなルートを走ったのか、詳しくご紹介していきます。
全体的なルート
メインルート(一般道)
今回のルートは、道の駅しもにたをスタートし、国道254号線から国道141号線にでて、山梨の木に向かいます。そこから塩川ダムを抜け中央道の韮崎インターがゴールとなります。
このルートは、自然豊かな風景が広がり、バイクで走るには難易度も高くなく最適な道路です。特に、山梨の木周辺は、静かで落ち着いた雰囲気があり、心を癒すのに最適な場所です。
移動(高速道路)
今回のツーリングでは、高速道路も活用しました。以下、行きと帰りの利用高速道路です。
行き/帰り | 高速道路 | インターチェンジ | 距離 |
---|---|---|---|
行き | 関越道→上信越道 | 東松山→下仁田 | 66.0 Km |
帰り | 中央道→圏央道 | 韮崎→川島 | 136.2 Km |
高速道路を利用することで時間を短縮し、体力消耗を減らし、メインルートでのツーリングに集中できました。
立ち寄った場所
立ち寄り先の全体像
立ち寄り先 | 到着時刻 |
---|---|
【A】道の駅 しもにた | 8:30 |
【B】ローソン 佐久穂高野店 | 9:50 |
【C】山梨の木 | 10:50 |
【D】塩川ダム | 11:33 |
境川PA | 12:31 |
道の駅 しもにた
8:30に到着した「道の駅 しもにた」は、群馬・長野方面へのツーリングの出発点として、僕にとってはお馴染みの場所です。ここで一休みをして、その日のルートチェックをしたり、カメラをセットしたりします。
上信越道の下仁田インターを降りて、国道254号線を長野方面に走ること数分の距離なので、ツーリングライダーにとって、とても便利な位置にあります。ちなみに、下仁田には小さい秘湯のような温泉がいくつかあり、それぞれ素晴らしいので、ぜひ探してみてください。
ビーナスラインや志賀高原などもここから目指します。今回も早い時間の利用だったので、まだ混雑はしていませんでした。バイクは数台見かけました。
【バイク駐輪情報】
普通に道の駅で、バイク専用の駐輪スペースがあるので、そこに停めます。いつも早朝の利用なので、混雑していたことがないので、昼間の様子はわかりません。が、全体的に広い駐車場なので、バイク駐輪で困ることはまずないと思います。
ローソン 佐久穂高野店
次に立ち寄った「ローソン 佐久穂高野店」には9:50に到着しました。佐久から八ヶ岳方面に国道141号線を南下していくと国道沿いにあるのでわかりやすいです。北に国道254号線、すぐ脇に国道299号線があるので、この近辺をよく走る自分には都合のいい場所なんでしょうね。
今回は、トイレ休憩と軽い朝食的におにぎりを食べました。座る場所がないので、立ち食いな感じでした。
すぐ隣にガソリンスタンドがあって、価格が地元さいたまの30円増しくらいでした。やっぱツーリングで地方に行くと高いですね…。
【バイク駐輪情報】
コンビニなので、特にバイクを停めるのに問題はありません。駐車場自体が広いので、どこでも停められます。ただ、店舗の近くに停めると、近くに灰皿が置いてあるので、たばこの煙が嫌な人は、店舗から少し離れたところに置く方がいいかもしれません。
山梨の木
10:50に到着した「山梨の木」は、畑の中の直線路をまっすぐに進むと、遠くに見えてくるたった一本ぽつんと立つ木です。この地域、南牧村のシンボルともいえる木で、「山梨の木」と呼ばれています。周りは八ヶ岳連峰や野辺山高原の雄大な地形に囲まれています。
ちなみに樹木名は「ヤマナシ」で、バラ科なんだそうです。そんな名前の木があるんですね。
国道からここに入ってくるまでのルートが心地よく、NC750Sのドコドコ音を軽く響かせながらのんびりと走るのがいいです。ドラマで使われたのもわかる気がします。
特に何かがあるわけではないので、携帯用の椅子を出してのんびりする、みたいなことすらする気にはならないかな。とにかく国道からここまでの景色の中を走ることが素敵です。
【バイク駐輪情報】
道端のただの木なので、特に駐車スペースがあるわけではありません。ただ、交通量があるところでもなく、バイクは全然問題なく停められます。
塩川ダム
11:33に到着した「塩川ダム」は、特に立ち寄る予定をしていなかった場所です。しかし、ダムが好きな人って多いので、何がいいのか見てみようと思ったのです。トイレ休憩を兼ねて寄ってみました。
特にメジャーなダムではないようで、先客は全然いませんでした。ツーリングの休憩にはいいかもしれないです。
境川PA
最後に立ち寄った「境川PA」には12:31に到着しました。ここで昼ご飯を食べました。
境川パーキングエリアの上り線食堂で「境川食堂」です。2023年6月14日リニューアルオープンとのことなので、施設はとてもきれいです。リニューアル直後だったので特に店員さんも頑張っていたんでしょうね。
なぜか最近、出かけた先にもつ煮があるとチョイスしてしまいます。今回ももつ煮定食を選択。普通にうまいです。満足度は充分でした。
昔、中央道沿線に住んでいたことがあって、よく使っていたけど、このパーキングエリアは名前すら記憶になかったのです。新しい感じの食堂で、店員さんのがんばっている姿がとても好感の持てるものでした。
ツーリングのハイライト
今回のツーリングのハイライトは、間違いなく「山梨の木」でした。これは僕が2回目の訪問で、この場所は何度でも訪れたいと思わせる魅力があります。
山梨の木の周辺は、キャベツやレタスの畑が広がり、今回訪れた時期はちょうど植え付けの時期でした。このような畑は、起伏が少ない場所に作られることが多く、バイクで走ると爽快感がとても高いのです。特にこのエリアは遠くに八ヶ岳や野辺山高原が見えて、青い空と大きな山と平らな畑がとても気持ちのいい景色を作り出しています。
日常の風景とは全く違う静かで雄大な風景は、何か嫌なことがあっても忘れさせてくれる癒しの空間でもあります。
似たような場所としては、群馬県の嬬恋もあります。嬬恋も好きで走りますが、ここ山梨もとても素晴らしいです。僕にとっては大好きなルートの一つです。山梨の木自体は、単体で見たら特に何もない感じですが、ここまで来るルートがバイクツーリング的には素晴らしい。脱日常感が半端なく、心が洗われます。
心が疲れ気味の人には、是非お勧めしたいです。
まとめ
最近、少し心も身体も疲れ気味だったので、それらを一気に癒すツーリングコースを設定し走りました。
この山梨の木は、元々ドラマの中で使われていた風景を見てぜひ走りたいと思っていたところです。一昨年にも走っているけど、このルートはコースとしては難しくはなく、比較的すいていて、景色もずーっとのどかで素晴らしいので、疲れた僕の心をいやすには最高のルートなのです。
バイクに乗り始めて、まだまだ運転に不安がある人でも割と安心して走れます。
とにかく寄り道もなく、数度の休憩はとったもののひたすら走ることだけに専念した感じの今回のツーリング、400Km近くを夕方前に帰宅するほどの旅程でした。特に何をしたって感じはなくひたすら走りましたけど、たまにはこういうのもバイクソロツーならではだなと思いました。
心疲れたら、佐久から八ヶ岳に抜ける周辺ルート、なかなかのおすすめです!
【総走行距離】 380.5Km
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