ICレコーダー買い替え、Zoom H1n。やっぱ新しい物はいい。

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新しくICレコーダー Zoom H1n を買った。10年以上前に買ったオリンパスのDS40というICレコーダーからの買い替えだ。

Zoom H1n

12年目の買い替え理由

2006年にオリンパスのICレコーダーDS40を買って、使い続けてきた。DS40は使いやすいし致命的な問題はなかったけど、買ってからだいぶ時間がたち、新しいもの好きでもあるので最近のものを買った。

僕のICレコーダーの主な使用目的は、打ち合わせや勉強会を記録しておくためだ。最近では、動画撮影のときの自分の声を別録りするためにも使っていた。この動画撮影での別録りの機会が増えてきたことは、最近の製品への買い替えモチベーションを大いにあげた。

動画撮影をするときに、カメラの内蔵マイクのみで撮影すると大抵は音声がしっかりと入らない。特に、勉強会とかイベントのときには広めの会場全体が録音対象になり、音声記録的にはかなり苦しい。そこで、ICレコーダーで自分の声は別録りし、編集で足し込むということをしていた。で、ここで二つほど問題が生じていた。

音ズレと録音レベル設定

一つ目は音ズレだ。音声別録りで編集作業をしてみると、音ズレが起きる。映像の最初の方でタイミングを合わせても、最後の方ではズレている現象が起こった。たぶん、DS40の内蔵クロックの精度があまり良くなく、PCに録音データを取り込んだ時にPCの動作クロックと微妙なズレがあるのだろう。

つまりDS40で録音しDS40で再生している分には何も問題がないが、別機材で再生をするとスピードがずれて、その分音ズレになるようだ。1時間で1秒強、音が遅れた。

二つ目は録音レベル設定。DS40は録音レベルを3段階で設定できるが、最低レベルのさらに低い感度設定が欲しい。モトブログでは、ヘルメット内にマイクを装着する。すると、マイクと口の距離が非常に近くなり、ICレコーダーを最低感度に設定してもまだ入力が大きすぎる。それほど大きな声でしゃべるわけではないので、レコーダーの設定と性能で対処するしかない。H1nは録音レベルの調整が無段階で可能で、過大入力への性能も高い。

今まで、録音レベルを気にしたことはなかったけど、結構重要ということを知った。

なぜZoom H1n?

DS40は小さくて、操作は簡単。それに近いコンセプトのもので高性能なものを探した。あまり大きくなく、どうせ買うならPCMリニアレコーダー。そこまでの性能を使いきりはしないだろうけど、人生経験的に多少いい物を手にした方が満足度が高いからだ。

そしてH1nにした。

H1nとH2nとそれ以外

Zoomのラインナップには一番下のグレードにH1nがあり、高いほうにも何種類かある。自分の使い方と、小型軽量を求めるとH1nになる。ただ、一つ上のランクのH2nを買い求める人もネット上を見ていると多いように思う。その上は、価格的に自分にはなかった。

H2nはH1nに比べると高機能だし、ステレオを2系統録音できる。だから、会議で発言者のピンマイク+会場全体というような録音ができるようだ。モトブログだと口元のピンマイク+排気音とか一台で録音できる。それはそれでいいと思ったけど、録音レベルを別々に設定はできないようで、これは困ることがあるような気がした。ものとしても大きくなってしまうし、H1nの方がただ録音という意味では簡単そうだったのでH2nの目はなくなった。

ZoomとTASCAMとオリンパス

今回、他のメーカとしてはTASCAMとオリンパス(LS-12)も検討した。

性能(自分では比較できない)、機能ともどれも良し悪しは判断できなくて、結局の所大きさで決めた。H1nが一番小さい感じ。他のは自分にとっては物として大きかった。それと電池。今までのDS40とH1nは単4電池。他のは単3。単3のほうが長時間に向くだろうといえばそうなんだけど、単4のH1nでも10時間とか持つなら事実上一日中録音しっぱなしでもOKなので特に問題ない。

結局の所、今までのDS40と同じような使い回しができることを一番の条件にした感じ。

H1nにして音ズレと録音レベルの問題はどうなったのか

音ズレは半分解消、半分残

ivis-miniという数年前のキヤノンのビデオカメラとH1nの別録りでは問題なくドンピシャに合う。また最近の中華アクションカム(Andoer AN5000)でもドンピシャで音声の長さ調整は不要だった。編集がとても楽になった。

ただ、5年くらい前のコンパクトデジカメで撮った映像と合わせようとするとズレる。やっぱ、多少古くてグレードの低い製品では音ズレが起きやすいのだろうか。

録音レベルはかなりよい

音質自体はかなり改善された。それ以上に、録音レベルをきちっと合わせて音割れしないというのがいい(プロだったら基本だろう)。

DS40のような3段階設定も通常なら問題ないとは思うし、簡単でいい。でも、多少なりとも特殊な状況で使う可能性があれば、面倒かもしれないけど設定の自由度があったほうがいいと思う。モトブログのようなことをする人には、録音レベル調整が細かく自由にできるものがおすすめだ。

まとめ的に

「録音」というのは昔からある。中学生のころ、FM局から流れてくる音楽を録音しようと思うと、カセットテープレコーダーをラジオのスピーカーの前に置いて録音していた。そこから考えると、録音自体は画期的な最新技術ではないけど、どんどん進歩している。MDなんていうのもあったし、いまではMP3も終わるということでどんどん進歩している。

今ではデジタル録音にはなったけど、今回問題になった音ズレのような結局はアナログ的なことが原因がまだある。その辺も機器の進歩により年々解消されているようだ。技術進歩ってすごいなって思う。

ただ録音をするという意味では、昔の機材を使い続けるのも全然問題ない。一方、社会の情報化がどんどん進んでいるので、しっかりついていかないといけないと思う人は、時々は機材の見直しをすべきだ。「壊れたから新しいもの」から、「社会が変化したから新しいもの」へと変化してしまったなと思う。

H1n、手軽に切り替えられるものなので、かなりおすすめです。(とはいえ、DS40もまだまだ使う…)

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buga

昔サラリーマンな工業系エンジニア。
今は、人に使われるのがだめで自営業で人間系エンジニア。
20代でバイクの中型免許を取り、50代半ばの今になって初めてバイクに乗り、なのでバイクの話題が多い今日この頃。

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